技術セミナー[U]
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潮 FFGSの潮です。平素大変お世話になっております。 引き続きまして、非常に大上段に構えた題名なのでちょっと恐縮しておりますが、先ほど大日本スクリーンさんのほうがデジタルワークフローCTPというお話をされました。我々の認識でも、先ほど出ました数字、CTP化率、デジタル化率などはかなりのウエートで進んでいます。先ほど大日本スクリーンさんがおっしゃったとおりの数字です。この18年度に入り、今、我々が把握している数字では50数%のCTP化率になっております。かなりの勢いでさらに進んでいるということだけは間違いありません。 その背景のなかでCTP化をいかに進めるかということと同時に、ひとつ節目を迎えていまして、CTP化への成熟と、もう一つは、デジタルプリンティングのあり方、要は、デジタルワークフローの行き着く先が一つは節目を迎えていて、プレスプリンティング、我々がいままで馴染んでいたプレスによるプリンティングと、もう一つは、トナーだったり、インキジェットだったりするデジタルプリンティングの有り様はフォーム業界さんにとってどういう意味をなすのだろうか。 デジタル印刷がどんな状況にいくのだろうかというあたりを、DTPも含めて先に見せてくれるのはアメリカですので、デジタル印刷のアメリカの状況を参考にしながら、皆さまのお仕事に役立てていただければというところで、最初に柳川が説明いたします。 それから引き続きまして、いったいデジタルプリンティングにとって、あるいはCTP化にとってデジタルワークフロー、CMSとはどういうことなのだろうかというところを私のほうからお話しさせていただきたいと思います。 それでは、柳川のほうから先にお話しさせていただきます。 |
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いうことで行ってまいりました。そのユーザー事例を含めてデジタルプリンティングの動向を中心にお話しさせていただきたいと思います。 この数字は? まず、お配りの資料のなかには入っていなかったと思いますが、「280,000 →200,000 」「50,000→24,000 」と数字が並んでいます。 この数字は何でしょう。これは、2000年から2005年の間に推移した印刷会社の数です。はじめの数字がヨーロッパ全体の数で、28万事業所あったのが20万に減っています。次の5万社あった会社が2万4,000 になったのは、皆さん景気がいいと想像されているアメリカの印刷会社の事業所数の推移です。 では、日本の印刷会社はどうかというと、同じような割合かと思います。ただ、これでみると、28万と分母が大きいので8万減っており半減しています。日本はそこまでいっているかどうかくらいだと思いますが、そういう状況です。 それから「180,000 、3,400,000 、4兆7,000 億、19兆、7兆」という数字が並んでいます。この「7兆」というのは、日本の印刷業界の売上高です。「19兆」はアメリカの金額です。「4兆7,000 億」が、今、急成長している中国市場の印刷の総売上です。単位は円です。 「18万」というのは、今現在の中国での印刷会社の印刷工場の数です。すでに18万もある。「340 万」というのは、印刷業界に携わる人の数がすでに340 万人ということです。このようにますます伸びているという数字が出ております。 それでは、これからアメリカの印刷市場、おもにデジタルを含めての動向の話になります。 |
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バリアブルコンテンツは、すべてのデジタルカラープリントの30%はすでに何らかの形で可変データが入ったデータになってきています。これもますます伸びる傾向にあるということです。 |
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し、逆にそういうサービスをしていかないと、仕事が他に取られてしまうということです。 在庫抑制とか納期短縮というのは、今回見てきたアメリカのユーザーさんのなかでも一番大きいポイントかなと思います。在庫のスペースとそれにかかるコストは膨大になりますので、そのへんの効率を図るという意味では、デジタルプリンティングが非常に有効に使われております。 インターネットを使ったパブリッシングの仕組み/サービスを提供する。回ったお客様は7社ありましたが、ほぼすべてのお客さまでWeb受注が前提になってきています。 |
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