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<資材管理>
さらに資材管理です。これはプレートクリナーですが、インキからブランケット、あらゆるもの全部、最大在庫と最小在庫に分けます。最大在庫は、これでしたら7個、そして最低は5個。最低になりますと発注を自動的にかかる。そうすると、スーパーの牛乳と同じです。古いのは前に来て、新しいのは後ろにやる。「この薬品いつのやつだ、ちょっと待てよ、賞味期限切れ」なんていうことはあってはならないですが、管理しないとなる可能性もあります。
しかも この発注プレートの裏面には単価が書いてあります。高橋工場長は「金 金というと品質が落ちてしまうから怖い。しかし コスト感覚は持って欲しい。だからさりげなく裏面に値段を書いているのです」と語っていました。このようにコスト管理をしています。 |
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さらにこういう管理をやりますと、いっぱい使う人と使わない人、ちょっとしか使わない人の差がわかるそうです。そうしましたら「使わなくてもできる方法はないのか」とフィードバックをかける。そうすると、いっぱい使うオペレータがいうわけです「そうか。こうやったら使わなくても済むわ」ということになります。そうすると印刷技術が標準化します。2004年のときは32種類あったそうです。いま24種類まで減りました。薬品類のコスト管理にもなっています。
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<印刷品質に影響を与える12の要素> そして品質については、次の12の要素をデジタルデータで管理することを決めて、これらを徹底的にやっています。印刷物につきましては、自動測定器を使いまして、先ほど朝日新聞さんのお話をしましたが、あれ以上のデータを全部吸い上げます。そしてそれに基づいて全部手を打つ。フォームを決める。ストライクに入っているかどうか、全部決めて管理していくということです。 |
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<オーディオビジュアル系印刷物中心で
「品質保証日本一を目指す」>
では、その成果はどうなっているのかということです。2004年度のデータですが「仕損事故」というのは品質上問題があったものをいいますが、4月の段階で発生率0.72%で、35件あった。1年間活動をしましたら、発生率0.24%の11件と約1/3に減ったということです。非常に厳しい品質をここのレベルまで下げたということです。
この仕損事故を1年間トータルすると160件あったそうです。この160件を機械毎に分けたものが次です。この黄色い色つきは、2003年の夏に一緒に入った機械です。そのうち1台が小森の機械です。小森の機械3台はこの青い色つきですが、160件のうち小森の最新鋭機械は仕損事故は11件だった。 |
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この160件のうちもっとも問題なのは何か、それは色調です。160件のうち64件色調の問題があった。その64件のうち小森の最新鋭機械の色調の問題は1年間で1件であった。こういうデータです。
工場長様は、「機械のチューンナップはオペレータの仕事です。しかしプロにしかできないところがあります。そのプログラムをいくつか出して、選択できるようにしてほしい」といっています。
そういうことで私どもは、そのためのメンテナンスパック(年次点検)をご提案させていただいております。
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申し訳ございませんが、JTB様につきましては『印刷雑誌』をご覧いただきたく思います。 |
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