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6.印刷に使われる[紙]の基礎知識 ―よく分かる10のポイント―/印刷百科 - ぷりんとぴあの小箱
6.印刷に使われる[紙]の基礎知識 ―よく分かる10のポイント―/印刷百科 - ぷりんとぴあの小箱
紙の分類
印刷用紙の種類
特長と用途
紙の風合い
紙がもつ特性
環境に貢献する紙
■紙の分類
切り口によって大きな分け方が幾つかあります
(1) 和紙と洋紙
最初に、紙を「和紙」と「洋紙」に分けて考える必要があります。
「和紙」とはその名のとおり、日本古来の抄き方でつくられてきた紙のことをいいます。原料にはコウゾ(クワ科)、ガンピ(ジンチョウゲ科)、ミツマタ(同)などの植物の繊維を使用します。それらを舟(槽)に張った水のなかに溶かし、抄き桁(すのこ)によって何回も揺すりながら掬い上げることを繰り返して、一定の厚さになった段階で脱水・乾燥させるという作業によってつくられるものです。
独特な風合いをもった和紙は今でも、障子紙、高級包装紙、水墨画や版画、書道の用紙、千代紙、和紙人形など手工芸品の紙、その他に幅広く使われています。
一方の「洋紙」とは、動いている金網のうえにパルプ繊維が溶けた紙料を流し続け、それを乾燥させながら連続して抄いていくことでつくられます。いわば機械による製紙で、木材パルプを長網抄紙機によって抄くという技法は、現在も採用されている製造原理となっています。和紙が基本的に1枚々々、抄いてきたのに対し、洋紙は長い紙を巻き取っていくところが違います。
このような製法でつくられた紙が、明治時代にヨーロッパから輸入されたことから、日本の和紙と対比させる意味で「洋紙」と呼んだわけです。
私たちは普通、植物繊維を原料としているものを「紙」と称していますが、このほかにも、プラスチックフィルムをベースとした「合成紙」や、化学繊維をシート状に抄き上げた「不織布」、植物繊維のほかに金属繊維、無機・有機の素材を加えて、新たな役割をもたせた「機能紙」(燃えにくい紙、鮮度保持の紙、芳香紙、防臭紙、水溶紙など)があることも知っておいてください。
(2)洋紙の区分
洋紙は、印刷の対象となる主な種類として「印刷用紙」「情報用紙」「包装用紙」「紙器用板紙」「段ボール原紙」などに分けられます(これら以外にも衛生用紙、雑種紙、建材用原紙、その他がありますが、ここでは触れないでおきましょう)。
①印刷用紙=次項参照。
②情報用紙としては、複写原紙、感光紙用紙、フォーム用紙(コンピュータからのデータ出力用に使用)、PPC用紙、情報記録紙などがあります。とくにフォーム用紙については、長巻きの紙に罫表を印刷して折りたたむ「フォーム印刷」というジャンルが確立されてきました。
③包装用紙には、各種のクラフト紙や純白ロール紙、薄口模造紙、純白包装紙などが含まれます。とくに純白ロール紙は片面光沢、薄口模造紙は両面光沢の紙で印刷にも適し、よく目にする包装紙や小袋、事務用紙などに使われています。
④紙器用板紙については、とくに印刷に適した「白板紙」として次のものがあります。
・マニラボール=パルプもしくは古紙の両面を晒パルプで抄合したもので、厚手の印刷物(絵はがき、カード類、絵本、図鑑など)や印刷箱(食品、化粧品、薬品用など)に使われる。
・白ボール=古紙の表面を晒パルプ、裏面をパルプもしくは古紙で抄合したもので、塗工品はとくに印刷効果が高い。一般的な折りたたみ箱(食料品や洗剤などの紙器)に適している。
⑤段ボール原紙としては、段ボールシートの表裏に使用される外装用ライナー、段ボールシートの中段として用いられる中しん原紙があり、表面に印刷を施した段ボール箱として荷運び用、製品保管用などに使われています。
(3)塗工紙と非塗工紙
紙は、顔料塗布などの表面加工が施されずに、パルプ繊維がむき出しとなっている「非塗工紙」と、平滑度を高めるために表面を顔料でコーティングした「塗工紙」とに大きく分類されます。書籍や雑誌の本文用紙として多く使われているのは、このうちの非塗工紙であり、一方、塗工紙は本のカラーページや表紙カバー、さらにポスター、カタロク、チラシ、パンフレットといった商業用印刷物に一般的に使われています。
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