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バラードメッキ法
ばらーどめっきほう / Ballard process
1934年ドイツのバラード(E.S.Ballard)が発明したグラビア版胴の製造法。銅メッキしたグラビア円筒を研磨した後,銀等の薄膜を置換メッキして剝離層を形成させ,その上にさらに銅を0.05~0.6mmの厚さにメッキし,研磨して製版に利用する。印刷終了ごとに版銅の端に切込みを入れると,簡単に最上部の銅層をはがすことができるため,再びこの版胴に銅メッキをすれば,次の製版に使用できる。この方法によれば,版の円筒度,周長を一定に保つことができ,多色印刷の場合には有利である。
同義語: