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じゃぱにうむ 事例集 (公社)東京グラフィックサービス工業会
SUMIMASEN Card でインバウンド需要掘り起し
「SUMIMASEN(すみません)」という言葉を海外旅行客に使ってもらい、日本での旅行を楽しんでもらおうと東京グラフィックサービス工業会の会員4社がプロジェクトを組んでカードとマップをセットして「SUMIMASEN」から始まる質問カードを作成しました。「旅先で日本の人たちとの会話やコミュニケーションのきっかけとし、また思い出づくりにも役立ててもらう。日本人がさまざまな場面で使う『すみません』を切り口に、外国人旅行者に日本をもっと楽しんでもらおう」という趣旨。(本プロジェクト代表:(有)フジプリンター 田中秀樹社長)
このアイデアは 平成28年度に(公社)東京グラフィックサービス工業会が主催したビジネスアイデアコンテストに、西武写真印刷の青木智美さんが「Sumimasenからはじまるおもてなしマップ」と題して応募し、見事、東京都知事賞を受賞。さらに東京都中小企業団体中央会から助成も受けることになりました。現在、会員4社が本プロジェクトを推進しています。
『すみません』という言葉を知っていますか
第1弾として、東京・浅草をターゲット(マップは浅草)に雷門や浅草寺、東京スカイツリーなどの絵柄10種類の水彩画をカード表面に、裏面には「トイレはどこですか?」「●●にはどうやって行けば良いですか?」「●●はどこで売っていますか?」などを日本語、英語、中国語で標記。これまで浅草においてメンバー10名程で11月下旬(英語)、と1月下旬(中国語)の2回のモニタリングを行い、外国人旅行者たちに意識調査を行っています。
発案者の青木智美さんは、日本人は、外国人旅行者たちから声を掛けられると逃げ腰になることから『すみません』という言葉によって必ず応対してくれることに着目、業界の仲間とプロジェクトを組んでカードとマップの内容をブラッシュアップさせてきました。
世界的に有名になった日本語といえば、アフリカの環境保護ノーベル平和賞受賞者、ケニアの故ワンガリ・マータイさんが使った「MOTTAINAI(もったいない)」がありますが、今度は「SUMIMASEN(すみません)」を普及させたいと意欲を示しています。
この活動はマスコミにも注目され、12月に日本経済新聞と東京新聞に取り上げられ、1月に入ってから青木さんはNHKラジオ第一、NHK朝のおはよう日本にも出演し報道されました。反響は放送翌日、台湾の視聴者からメールが届いたり、留学生を抱える大学からも授業に使いたい・・・といった思わぬ所からも寄せられています。
今後は、観光地やテーマパーク、イベント、旅行会社等とのタイアップ、大使館や領事館にも常備してもらい、幅広い利活用が期待されています。また「カード」という印刷物の良さから広告媒体の価値、デザイン性を持つことで訪日記念のお土産に持ち帰ってもらうなど広がりが期待されています。 (問合せ:(有)フジプリンター ☎03-3844-0068 担当:田中)
(参考)
日経新聞 http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO10899700Q6A221C1L83000/
ジャグラBB http://www.jagrabb.net/contents_detail.aspx?s=201603-01-businessideacontest2015
☞じゃぱにうむ◆東京
「SUMIMASEN(すみません)」という言葉を海外旅行客に使ってもらい、日本での旅行を楽しんでもらおうと東京グラフィックサービス工業会の会員4社がプロジェクトを組んでカードとマップをセットして「SUMIMASEN」から始まる質問カードを作成しました。「旅先で日本の人たちとの会話やコミュニケーションのきっかけとし、また思い出づくりにも役立ててもらう。日本人がさまざまな場面で使う『すみません』を切り口に、外国人旅行者に日本をもっと楽しんでもらおう」という趣旨。(本プロジェクト代表:(有)フジプリンター 田中秀樹社長)
このアイデアは 平成28年度に(公社)東京グラフィックサービス工業会が主催したビジネスアイデアコンテストに、西武写真印刷の青木智美さんが「Sumimasenからはじまるおもてなしマップ」と題して応募し、見事、東京都知事賞を受賞。さらに東京都中小企業団体中央会から助成も受けることになりました。現在、会員4社が本プロジェクトを推進しています。
『すみません』という言葉を知っていますか
第1弾として、東京・浅草をターゲット(マップは浅草)に雷門や浅草寺、東京スカイツリーなどの絵柄10種類の水彩画をカード表面に、裏面には「トイレはどこですか?」「●●にはどうやって行けば良いですか?」「●●はどこで売っていますか?」などを日本語、英語、中国語で標記。これまで浅草においてメンバー10名程で11月下旬(英語)、と1月下旬(中国語)の2回のモニタリングを行い、外国人旅行者たちに意識調査を行っています。
発案者の青木智美さんは、日本人は、外国人旅行者たちから声を掛けられると逃げ腰になることから『すみません』という言葉によって必ず応対してくれることに着目、業界の仲間とプロジェクトを組んでカードとマップの内容をブラッシュアップさせてきました。
世界的に有名になった日本語といえば、アフリカの環境保護ノーベル平和賞受賞者、ケニアの故ワンガリ・マータイさんが使った「MOTTAINAI(もったいない)」がありますが、今度は「SUMIMASEN(すみません)」を普及させたいと意欲を示しています。
この活動はマスコミにも注目され、12月に日本経済新聞と東京新聞に取り上げられ、1月に入ってから青木さんはNHKラジオ第一、NHK朝のおはよう日本にも出演し報道されました。反響は放送翌日、台湾の視聴者からメールが届いたり、留学生を抱える大学からも授業に使いたい・・・といった思わぬ所からも寄せられています。
今後は、観光地やテーマパーク、イベント、旅行会社等とのタイアップ、大使館や領事館にも常備してもらい、幅広い利活用が期待されています。また「カード」という印刷物の良さから広告媒体の価値、デザイン性を持つことで訪日記念のお土産に持ち帰ってもらうなど広がりが期待されています。 (問合せ:(有)フジプリンター ☎03-3844-0068 担当:田中)
(参考)
日経新聞 http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO10899700Q6A221C1L83000/
ジャグラBB http://www.jagrabb.net/contents_detail.aspx?s=201603-01-businessideacontest2015
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印刷の新たな価値創造の記事一覧
2024/10/29
連載 「じゃぱにうむレビュー」 第17回
全国の印刷会社が取り組む地方創生、地域活性化に関わる事業の事例をトピックスとしてご紹介します。 第17回目は、北海道帯広市に本社を置く東洋株式会社の取り組みを紹介します。
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