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- じゃぱにうむ 事例集 鈴木印刷株式会社
「地域活性プロモーター」 鈴木グループ
所在地:栃木県宇都宮市平出町3751-11
代表者:代表取締役社長 鈴木 晴久
従業員数:32 名(2020 年1 月現在)
栃木県宇都宮市に拠点に置く鈴木印刷株式会社。代表取締役社長の鈴木晴久氏は、「地域密着であらゆる課題を解決できる会社を目指し挑戦を続けており、様々なお客様の「困った」を解決していくことで栃木の皆様に貢献していきたい」と述べている。
新商品開発を計画し、加工品の卸先を探していた栃木県の舞茸製造販売会社A 社と、品質の良い材料を探していた同じ県内の製麺会社B 社。この両社の架け橋となって、在庫不足となるような注目の新商品「舞茸うどん」を誕生させたのもその一例。
鈴木グループの一員、株式会社カレンテックスでは、ホームページの制作、コンテンツマネジメントシステムツールの提案やオンラインショップ構築の提案など、デジタルメディア事業とともに、紙メディアも含めたクロスメディアブランディングによる企業価値向上の提案をしながら事業展開を図っている。そんなカレンテックスが手掛ける生活応援情報マガジン「トチペ」は月刊誌として毎月10万部を発行。 1,400 拠点に配布・設置。そのハケ率は99%以上(2019 年12 月現在) と地域に欠かせない生活情報メディアとなっている。
鈴木印刷のお客様の「困った」を解決していく事業は、農林漁業者、農業法人にまで及んでいる。農林水産業等の第1次産業が 製造・加工業といった第2 次産業、販売業等の第3次産業等を行うことで、経営の多角化、収益力向上等を目指す6次産業化の過程で悩む農林漁業者や農業法人に寄り添った事業を展開している。鈴木晴久社長が理事長を務める「とちぎ農業ネットワーク企業組合」を設立し、地域農産物のブランド化、新たな製造方法の開発による新製品を市場に送りだす等、新たな事業を展開している。
「地域」・「人」・「企業」のハブとなり、地域活性化ビジネスの長期サイクル化を目指す「地域活性プロモーター」鈴木グループの今後に期待したい。
連載 「じゃぱにうむレビュー」 第17回
全国の印刷会社が取り組む地方創生、地域活性化に関わる事業の事例をトピックスとしてご紹介します。 第17回目は、北海道帯広市に本社を置く東洋株式会社の取り組みを紹介します。