平成28年度「印刷業経営動向実態調査」結果発表

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平成28年度「印刷業経営動向実態調査」結果発表

全印工連が毎年実施している「印刷業経営動向実態調査」の平成28年度調査結果がまとまった。
平成28年11月から平成29年3月にかけて実施し、全組合員を対象にインターネット上での調査を行った。4,761社のうち、425社（有効回答305社）から回答を受けて集計したものである。
売上高構成比（表1）を見ると、1人当たりの売上高が18,584千円（前年比0.8％減）と若干減少し、材料費の割合も前年より1.3ポイント減少した。外注加工費・商品仕入費の割合は前年よりも増加したが、1人当たり加工高は8,848千円（前年比3.3％減）と減少した。それに伴い、1人当たり純加工高も7,998千円（前年比2.6％減）と減少した。また、経営諸数値（表2）を見ると、人件費、営業員売上高、営業利益率、経常利益率は前年より増加したが、機械装置額は前年より減少している。加工高対人件費比率は前年より1.5ポイント増加し、自己資本比率も前年より1.4ポイント増加して40％台となった。さらに、売上高の分野別構成比（表3）で見てみると、「商業印刷」（44.9％）と「事務用印刷」（21.7％）の2分野で66.6％と、6割強を占めている。

　平成28年度「印刷業経営動向実態調査」

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