トピックス一覧
先端情報技術
ICカード関連乗車券、クレジットカード、ポイントカード、IDカード(社員証・会員証)など、さまざまな分野で使われているICカードの製造・発行も、印刷会社が手がけています。印刷原稿の情報を漏洩などから守るために培った機密保持技術とICカードを組み合わせた、独自のセキュリティーソリューションも提供。ICカード市場を多方面から支えています。近年は、スマートフォンへの搭載などで普及が見込まれる通信企画「NFC(Near Field Communication)」にも対応し、さまざまなサービスを開発しています。またUHF帯ICタグ(RFID)も印刷会社が製造。この技術は複数のICタグ(電波を受けると働く超小型の電子装置)を一括で読み取ることができるため、在庫管理・入出庫管理などで活用されています。 なぜ印刷会社が?NFCやRFIDのICタグには通信を行うための小さなアンテナが内蔵されています。このア...
9.明治期の印刷技術 明治時代の印刷方式はどうだったのでしょうか?
明治期の印刷技術明治時代の印刷方式はどうだったのでしょうか? 明治初めには木版法の他に、銅凹版法、石版法などがありました。銅凹版技術は長崎通詞を経て1700年代の終わり頃に司馬江漢、亜欧堂田善に伝わりましたが、この腐食銅凹版の技術を受け継いだ松田敦朝は明治初年太政官の金札の彫刻を行いました。この門下の石田旭山の子孫は1943年に製版機メーカーを興しています。石版法は、明治初年、絵画と写真術を研究していた下岡蓮杖、横山松三郎などにより伝来しました。明治10年の西南の役のころまでは木版、凹版、石版、活版の方法が並立していて、いずれが本流か見通しのつかない状況でした。 しかし、需要が増えるに従い、文字の印刷は、組版が迅速で印刷機の使用が可能な活版が次第に頭角を現してきたのです。また、雑誌の表紙や口絵には、生産性の良い石版法が次第に主流になっていき、銅版彫刻師の中では、石版業に転向する人が多...
5.紙がもつ特性
紙を取り扱うときに必要な共通の基準があります紙は印刷や包装に使われる産業用資材であるとともに、書籍やチラシなどに象徴されるように消費財でもあります。そこには自ずと、取引のため消費のための約束ごと、共通してもっておかなければいけない基準があります。そこで以下に、これらの幾つかをご紹介しておきましょう。1.規格寸法縦横の比は1:ルート 2 、B判はA判の1.5倍印刷用紙には、JIS規格(日本工業標準規格)で定められた正規の寸法があります。タテ880mm×ヨコ625mmサイズのA系列本判(ひと回り大きめの菊判というサイズもあります)、タテ1085mm×ヨコ765mmサイズのB系列本判(同じく四六全判)といった原紙が、印刷や製本加工に適するよう周囲に余白をもたせた規格寸法として定められています。これを基本にした断裁仕上げ寸法も別途、JIS規格で定められていて、A全判は84...
第3話: 世界で初めてつくられた金属製の朝鮮活字
世界で初めてつくられた金属製の朝鮮活字木版印刷が盛んだった中国の影響を受けて、10世紀以降、お隣の朝鮮半島でも印刷技術が大いに発展し、13世紀にはきわめて本格的な仏教経典が製作されています。6,500巻に及ぶ「高麗版大蔵経」をつくったときの版木の枚数は、実に8万枚を超えていたほどです。これより先、8世紀前半に印刷された経典に、当時、仏教文化が栄えていた韓国・慶州の仏国寺で発見された「無垢浄光陀羅尼経」があります。つくられた年代がはっきりせず、もしかすると中国から贈られたものであるのかも知れないのですが、日本の「百万塔陀羅尼経」より前に印刷されていたことは確かなようです。その印刷技法が日本に伝えられ、「百万塔陀羅尼経」製作の参考になったと考えられます。木製や陶製の活字も当然のように中国から伝わってくるのですが、13世紀の初期に独自の技術による銅活字がいち早く開発されています。朝鮮は世界...
孔版印刷(スクリーン印刷)
孔版印刷とは、版にインクを付けて印刷するのではなく、版自体に穴をあけそこからインクを擦りつける印刷方式です。スクリーン印刷とは、孔版印刷の一種で版にかつては絹(シルク)を使っていたので、シルクスクリーンという呼び名がありましたが、現在はテトロン、ナイロン等の化学繊維のスクリーンを利用しています。スクリーン印刷はガラス、プラスチック、合成樹脂、金属、布等、ほとんどどのような素材にも印刷ができるので紙以外に印刷する必要がある場合によく利用されています。もちろん紙に印刷することも出来ます。また、平面ばかりじゃなく 瓶やコップのような円筒形円錐形・曲面にも印刷できるのが大きな特徴です。 孔版印刷(スクリーン印刷) 全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会ホームページより スクリーン・デジタル印刷協同組合の開催した2013年第10回先進印刷技術展の出品作品をご紹介します。「水と空気意外であ...
第4話: グーテンベルクが発明した活版印刷術
グーテンベルクが発明した活版印刷術近代印刷術の祖といわれるのがドイツの金細工師ヨハネス・グーテンベルクです。1450年頃、活字の開発とそれを使った活版印刷術を発明し、出回った数多くの書物が、人々の知識欲を満たし情報を広めたことが、ヨーロッパにおける文芸復興(ルネッサンス)、宗教改革、近世社会の到来に大きく貢献したのです。詩篇や免罪符から手掛けて活版技術を習得したグーテンベルグが、集大成として印刷した「42行聖書」「36行聖書」「カトリコン」は、印刷の歴史上、大変貴重な資料となっています。中国、朝鮮、日本といった東洋では、木版印刷の隆盛が長く続きました。活版印刷がずっと途絶えていたのとは対照的に、ヨーロッパでは中世以降つい最近まで、500年もの間、グーテンベルグの活版印刷術は印刷技術史の主座にあり続けてきたのです。世界の印刷産業をリードしてきた大発明であったといっても過言ではありません...
情報
美術印刷印刷会社では、これまで培った高度な画像処理技術や印刷・加工技術を最大限に活用して、美術作品や文化財の複製印刷も手がけています。最大の特徴は、オリジナルに極限まで近づけていること。微妙な筆遣いや風合い、質感も忠実に再現しています。 一般生活者向けには、写真集や画集、観賞用の複製画などを製造。一方で、美術館・博物館や寺社仏閣、美術団体などのプロフェッショナル向けには、歴史的価値の高い作品を損傷から守るための展示用レプリカの作成などを手がけています。展覧会の図録やミュージアムグッズの企画・制作・製造なども展開。その領域は大きく広がっています。 なぜ印刷会社が?最高の品質が常に求められる美術印刷は、さまざまな印刷技術をどのように使えばオリジナルを印刷で再現できるか、緻密な「印刷設計」を行う必要があります。これを実現するのが、豊富な知識を持つ印刷設計の専門家「プリンティングディレクター」で...
第5話 ヨーロッパで一時期を築いた木版と銅版
ヨーロッパで一時期を築いた木版と銅版ヨーロッパにおける木版印刷は、15世紀初頭に元代の中国から版木がもたらされて本格化しました。十字軍やマルコ・ポーロによって、あらかじめ紙や印刷方法に関する情報が伝えられていたこともあって、すでに普及する社会的環境にあったのかも知れません。 持ち帰った版木をみながら刻版の技法を学び、宗教画、カルタ(中国伝来)、教会の免罪符、挿絵などの印刷に盛んに用いていたのです。免罪符に関しては、これまで1枚々々、修道僧が書写していたのが、一気に大量複製できるようになったことから、それを無制限に発行して寄付金集めに走った教会が堕落の道を辿った結果、後の宗教改革を引き起こしたというエピソードさえあります。木版印刷が普及してすぐに、グーテンベルクによって活版印刷が発明され、それとともにヨーロッパにおける木版印刷は一気に衰退に向かいました。中国や日本と違って、本当に短命に終...
労働安全衛生
日本印刷産業連合会では、印刷事業所における安心・安全な作業環境の確保に向け「労働衛生/化学物質管理」を優先テーマとして、関連団体・業界と連携した活動を充実させて参ります。・日本印刷産業連合会では、「労働安全衛生協議会・健康障害防止対策基本方針」に基づき、オフセット印刷工場が健康障害防止対策を実践する上での要点をまとめた標記パンフレットを作成し、配布していました。この度、第2版が出来ましたのでこちらにてご確認頂けます。 「オフセット印刷工場の有機溶剤管理」パンフレット(第2版)・一般社団法人日本印刷産業連合会は、オフセット印刷工場において有機溶剤等による健康障害防止のため、あらかじめ決められたVOC気中濃度を越えると警報を発する「VOC警報器」XH-981Gを新コスモス電機株式会社と共同開発しました。同警報器は2016年1月より、同社から発売いたします。 オフセット印刷工場用「VOC警...
凹版印刷(グラビア印刷)
凹版印刷は(グラビア印刷) 凸版印刷とは逆に、版に凹みを作ってそこにインクを流し込み、紙やフイルムに印刷をする方式です。この方式ではインクに厚みを持たせることができるために、高品質なカラー印刷が可能です。かつてはカラー雑誌の印刷によく使われており、女性の水着写真などをグラビアと呼ぶようになりましたが、今日ではオフセットが主流となっています。 現在グラビア印刷は、その高品質なカラー表現力から、プラスチックフィルムや金属箔など、紙以外の軟包装材料によく使用されています。 グラビア印刷とは (全国グラビア協同組合連合会ホームページより) グラビア印刷てなに? 全国グラビア協同組合連合会ホームページより以下のトピックを紹介した資料 ・日本での包装グラビア印刷の歴史 ・グラビア印刷の原理 ・グラビア印刷の用途 ・食品包装の目的、機能 ・グラビアインキの組成 ・ラミ...
第6話 日本にも伝来していた金属活字による印刷術
日本にも伝来していた金属活字による印刷術種子島に鉄砲が伝えられたのは1540年代のことでした。このとき当然、ヨーロッパの文化やキリスト教も入ってきたのですが、天正遣欧使節団を通じて伝えられた知識に、金属活字による印刷術がありました。布教活動のために1590年に印刷所が開設され、活字、インキ、紙、印刷機など必要な資機材が持ち込まれました。これらを駆使する専門の印刷工も来日しています。グーテンベルクが発明した技法が、日本において実行に移された契機となったのです。こうしてつくられたのが「キリシタン版」と呼ばれる印刷物の数々です。採り上げられていた内容は宗教に限らず、語学や文学など幅広い分野に渡っていたのです。そのなかには、ローマ字で書かれたイソップ物語も含まれていたほどですが、残念ながら、徳川幕府によるキリシタン禁制によって極めて短命に終わってしまいました。ヨーロッパからの伝来とは別に、朝...
第7話 石版印刷の発明が導いたオフセット印刷
石版印刷の発明が導いたオフセット印刷18世紀の末期になって、ボヘミアのアロイス・ゼネフェルダーという人が石版印刷を完成させました。別名「リトグラフ」のことです。当初は、インキを練るための台として使っていた石灰石を、凸版印刷に利用できないかという発想から始まったのですが、試行錯誤の末、水と油の反発を利用して平版印刷をおこなうことに成功したのです。木版は凸版、銅版は凹版なのですが、この石灰石は表面が平らな平版だというところが、画期的な発明とされる所以です。少し科学的になりますが、脂肪性(油性)の薬剤で絵柄を描き、その上に硝酸溶液を塗ると、石灰石の炭酸カルシウムと反応して脂肪酸カルシウムができます。この脂肪酸カルシウムが水をはじく性質をもっていて、親油性のインキが乗りやすくなるわけです。その他の絵柄のない部分は、保水性に富んだ酸化カルシウムとなって、水を受け付けます。石灰石の表面を水に濡ら...
情報
フォトプリント関連「手軽に、必要な分だけプリントしたい」「アルバムを簡単につくりたい」といったさまざまなニーズに対応するために、印刷会社はこの分野でも多くのサービスを提供しています。代表的なのが、簡単操作で素早く必要な分だけプリントができるセルフ型フォトプリント端末。写真を1冊の本にまとめる「フォトブック作成サービス」を展開する印刷会社も増加しています。プロ品質のライティングや画像補正、スマートフォンとの連携などを実現した、次世代型デジタル証明写真機の開発・運用なども行っています。 なぜ印刷会社が?印刷用の原稿を作成する段階から出版社や企業などをサポートするために、印刷会社は早い段階から写真撮影のデジタル化を実現しました。ここで培った撮影技術やデジタル画像の加工技術、そしてデジタル印刷技術などを応用することで、さまざまなフォトプリントサービスが生まれたのです。
第8話 江戸時代の文化と栄華を支えた木版印刷
江戸時代の文化と栄華を支えた木版印刷元禄期(17世紀末~18世紀冒頭)、文化・文政期(18世紀末~19世紀冒頭)に象徴される江戸の文化を根底から支えたのが、木版印刷による出版物でした。日本における木版印刷は、仏教と結び付いて平安時代後期に仏典の製作に多用され、その後も鎌倉時代、室町時代へと栄えていったのですが、江戸時代に入ってから数多くの版元(出版業者)が生まれたことで、仮名草子、浮世草子、草双紙、黄表紙といった書物が町民たちの間で流行したのは、よく知られていることです。近世文化の開花を印刷が支えていたことになります。寺子屋の普及とともに、いわゆる読み書き算盤のできる人々が増えた結果、町内に配れるようになった「引札」(チラシ)や「かわら版」(新聞)、「稽古本」(教科書)も、木版印刷の浸透と深い関係があります。この頃の木版印刷といえば、多色刷りの「錦絵」(浮世絵)を忘れることはできませ...
デジタル印刷
デジタル印刷は版を用いずにデータから直接に印刷できることから無版印刷とも呼ばれています。版を使わないために小ロット印刷や、一枚ごとに異なった内容の印刷も可能です。また印刷方式も多くの種類があり、技術の進歩もますます進んでいる分野です。デジタル印刷を大きく分類すると以下のように分けられます。 1.トナー方式 1.1 ドライトナー 1.2 液体トナー 2.インクジェットトナー方式はコピー機のようにドラム状に画像を静電気で形成し、その上にトナーを乗せて用紙に転写する方式です。トナーが微小な紛体であるドライトナー方式と、さらに微細な液体トナー方式の2つに分かれます。 ドラムに画像を形成するためにあまり大きなサイズには向きませんが、コントラストのはっきりした高品質の印字ができるほか、用紙選択の幅も広いなどの特徴があります。インクジェットは微細なノズルからインクを吹き付ける方式で、大サイズの...
第9話 日本における近代印刷は本木昌造で始まった
日本における近代印刷は本木昌造で始まった江戸時代が始まる直前に日本にきたヨーロッパの金属活字印刷術が、幕府のキリシタン禁制令によって突然、その姿を消してから250年後、くしくも江戸時代が終わろうとする幕末に、再びヨーロッパから活字印刷の技術がやってきました。グーテンベルクが発明した鉛活字が、今度こそ本当に、日本における近代印刷のスタートを切らせたのです。オランダに造船を依頼していた咸臨丸に乗ってやってきた活版印刷技師が、1857年に寄港地の長崎・出島に印刷所を設置し、持参した印刷用資機材を使った蘭書を何冊か製作しました。これらはオランダ語で印刷されていたのですが、それに強い関心を寄せた人物が日本の近代印刷術の祖といわれる本木昌造でした。本木昌造は、もともとオランダ語の通司(通訳)を仕事にしていた関係で、オランダからやってきた印刷技術の素晴らしさに感銘し、何とか日本語の印刷物をつくって...
第10話 印刷の技術と役割を大きく変えた「写真」
印刷の技術と役割を大きく変えた「写真」フランスのニセフォール・ニエプスが1810年代に見出した写真術は、印刷の技術を変革させると同時に、印刷がもつ役割をも拡げるという両面で決定的な影響を与えました。ニエプスはまず、塩化銀を塗布した紙に、撮影した映像をネガ画像として定着させることに成功し、さらに共同研究者とともに、アスファルトの利用によってポジ画像にする技術を開発しました。その後、露出時間を短縮するために、水銀を塗布した板に写し出した潜像を、水銀の蒸気で現像するシステムを確立しています。1840年代になって、イギリスのフォックス・タルボットという人が、硝酸銀と沃化銀を塗布したガラス板にいったんネガ画像をつくり、密着させた印画紙に現像してポジ画像として定着させる方法を考え出しました。これは、写真を何枚も複製できる画期的なやり方でした。この写真技術は、すぐに印刷にも応用されるところとなりま...
6.環境に貢献する紙
森林保護のために開発された製品が使われています印刷に使われる紙が、適正に植林管理された森林から伐採された木材でつくられたものであれば、また、きちんとしたリサイクル活動によって、紙が持続的に提供されているのなら、印刷物は電子メディアをはるかに上回る環境貢献度をもっています。森林資源を無計画に伐採することもなく、むしろ森林の循環育成を通じてCO2の吸収と酸素の生成に寄与することができるからです。また、資源(古紙)の回収、廃棄物の再利用という点からも、地球温暖化防止に大きく貢献しているのです。プラスチック類とは違って、それ自体が再生可能な生分解性の素材だという利点を活かした環境対応型の紙が、次々と登場しています。代表的なものを以下にご紹介しておきましょう。(1)再生紙森林資源の保護や廃棄物の削減という観点から、古紙を一定の範囲(理論的には1%以上)で配合した「再生紙」が普及するようになりま...
情報
デジタルメディア、デジタルサイネージ印刷会社は、出版社や企業などのホームページ作成やプロモーション用の動画作成なども数多く手がけています。かつては紙の印刷物のデジタル化がメインでしたが、現在では紙媒体との同時制作や、デジタルメディアだけの受注が増加しています。 近年急速に普及しているのが、液晶ディスプレイなどに情報を表示する看板メディア「デジタルサイネージ」です。文字・写真だけでなく動画や音声も利用できるため、より効果的な情報伝達が可能です。デジタルサイネージは「表示装置」「コンテンツ(情報)」「配信システム(ネットワーク)」という3つの要素で構成されています。印刷会社は、デジタルサイネージの設計・開発からコンテンツの制作や配信・運用までをワンストップで手がけています。 なぜ印刷会社が?インターネットが日本に普及し始めた頃に急増した「パンフレットやカタログに記載した情報を、インターネット...
住まいとエネルギー
次世代型電池用外装材温暖化防止やCO2削減といった課題を解決するために、今後さらなる需要拡大が見込まれている太陽電池。この分野では、充填材やバックシート(裏面保護シート)の高機能化・低コスト化に、印刷会社のさまざまな技術が生かされています。近年は、より環境性に優れた部材やエネルギー変換効率の高い有機薄膜太陽電池の開発などに取り組んでいます。 なぜ印刷会社が?印刷会社は、食品パッケージ用のフィルムなど、さまざまな軟包材を企業に提供しています。この分野で培った素材や蒸着技術、積層化(ラミネート)技術、塗装技術などが、高い機能性と品質が常に求められるエネルギー分野でも多く使われるようになりました。