医療・医薬
医療機器・検査器具
X線撮影装置やCT(コンピューター断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴画像装置)などを用いて病院内で撮影した画像データの一元管理・院内共有システムに、印刷会社が培った高度な画像処理技術が使われています。また画像自動解析技術は、乳がんなどの診断に利用されています。 近年注目されているのが、遺伝子解析の分野への印刷技術の活用です。遺伝子変異と薬剤の効き目の関連を解明する研究にも、印刷技術が生かされています。具体的には、採集した血液を検査するための解析チップと検査の前処理を行うカートリッジが、印刷技術の一つである成型加工技術によって作られています。
なぜ印刷会社が?
印刷会社では、写真原稿のデータベースや共有システム、自然で見やすい色を再現する機能やゆがんだ画像を補正する機能を備えた画像処理LSIなどを開発してきました。これらの技術が、診察情報の共有や、肉眼では見つけにくい病気の発見などに応用されています。
医療・医薬のコンテンツ一覧