通信や記録に必要となる周波数の幅。
バンド幅ともいう。
データ通信においては、送信するべきデータを変調して通信媒体上へ送出する場合、もとのデータの信号レートと変調方式に応じて、通信媒体上である一定の周波数帯域を占有する。そのため、デジタル回線上においても帯域幅という考え方で占有する通信容量を表現する。インターネットへの接続に関しては、電話回線やISDN回線など通信速度が概ね100kbps程度以下の接続環境を「狭帯域」や「ナローバンド」(narrowband)と呼び、ADSLやCATVインターネット、
光ファイバーなど高速な接続環境のことを「広帯域」や「ブロードバンド」(broadband)と呼ぶ。