2015年9月発行 ／ A4判５８頁 ／ 会員・賛助会員2,037円、 一般3,056円 （消費税込（10%）・送料別）
日本印刷産業連合会・国際委員会では、海外情報誌「GLOBAL SCOPE」第６号を発行しました。先進国の印刷業界はどこも右肩下がりの傾向を示している中で、デジタル印刷は数少ない成長分野としてとりあげられ、その成長率は10％を超えているケースが良く見受けられます。しかし日本の状況を見ると、成長はしているものの全体的に緩慢なペースといわざるをえません。今回は海外と日本の状況を比較しながら、なぜ日本のデジタル印刷の普及が遅いのかを考察しています。
この機会にぜひ本誌をご購読いただきますようご案内申し上げます。

第1章 海外と日本のデジタル印刷の概要……6
　1．世界と日本のデジタル印刷市場規模の比較……6
　2．設備投資から見たデジタル市場……6
　3．主要国におけるデジタル印刷普及状況……8
第2章 出版分野におけるデジタル印刷……15
　1．出版分野におけるデジタル印刷の状況……15
　2．書籍分野におけるデジタルプレス導入事例……16
　3．米国におけるDistribute & Printへの流れ……17
　4．日本の出版分野におけるデジタル印刷の現状……20
　5．日本の書籍分野におけるデジタル印刷普及の遅れの理由……22
第3章 商業印刷分野におけるデジタル印刷……28
　1．商業印刷分野におけるデジタル印刷の状況……28
　2．商業印刷分野におけるデジタルプレス導入事例……29
　3．Data Driven Marketingへの積極的な取り組み……30
　4．パンフレットは3番目に大きな市場……31
　5．トランスプロモの市場は意外と限定的……32
　6．日本の販売促進・ビジネス関連印刷分野におけるデジタル印刷の活用……34
　コラム：Transactional Communication Is Still a Mixed Bag……32
第4章 パッケージ印刷分野におけるデジタル印刷……36
　1．パッケージ印刷分野におけるデジタル印刷の状況……36
　2．パッケージ分野におけるデジタルプレスの導入事例……38
　3．海外のパッケージ分野の動向……39
　4．日本のパッケージ分野におけるデジタル印刷の状況……44
　コラム：コカコーラ“Share a Coke”キャンペーン……42
　コラム：セキュリティ印刷における海外での活用事例……43
第5章 座談会
　日本と海外のデジタル印刷の状況を振り返って……46