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それと、こちらは「日本の論点」、文藝春秋さんに二度ほどマイクロソフトのときに寄稿させていただきました。いずれも知的財産に関しての話です。2005年版にたまたま中国の知財に対する意識を書いておりました。生意気なようですが5年前に私が高らかに言っていたことが、今、中国の政府調達のIT関連製品については内部の情報を開示しなさいという条件付きでいろいろやっています。もともとはIT関連製品すべて中身を公開しろという話だったのです。
中身公開というのは、例えばプリンターにしても、デジタルカメラにしても、写真をいかにきれいにするかというのは、あのファームウエアの中にソフトウエアで入っているわけです。そのプログラムの内容を公開しないかぎり中国では売らせませんよという話です。公開したらどうなるかおわかりですね。著作権という法律はあるのですが、なかなかきれいに運用していない国ですので、その辺のところを書いていたのです。あとでこんなような話に触れますのでご参考にということで配布いたしました。
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