[1]日 時
平成16年1月23日(金)PM.3:30〜5:15
[2]場 所 目白「椿山荘」会議室(マーキュリー)
[3]出席者
城戸会長、福田副会長、瀬戸副会長、山本専務理事、立花常任理事、那須常任理事、四條常任
理事、小谷(正)常任理事、福田(学)常任理事、瀬戸(良)常任理事、渡辺北海道会長、佐々木北陸会長、藤沼中部会長、絹川関西副会長、柳田西中国会長、
吉田理事、福武理事、浅井監事、日暮監事、瀬戸(恭)顧問、浜砂義則(岡本九州会長)代理、土屋昇(小谷達雄常任理事)代理、石渡宏侑(天野理事)代理
以上23名
[4]議 題
(1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告等
[5]議 事 城戸会長の挨拶のあと議事に入った。
資材委員会(那須委員長)から、平成15年11月(暫定)の紙品種別生産・出荷・在庫高について概要が説明された。メーカー紙合計の11月生産高は
1,565,911t(前年同月比98.8%)、国内払出高は1,486,421t(同98.1%)、月末在庫高は1,351,716t(在庫率
86.6%)、また、フォーム用紙の11月生産高は30,297t(同98.4%)、メーカー国内払出高は25,668t(同92.9%)、代理店払出高
は21,034t(同99.4%)となっている。他に、平成10年から15年11月までの紙需給動向、平成15年10月から12月期の製紙産業景況感調査
等について資料に基づいて説明があった。また、経済産業省並びに(社)日本印刷産業連合会の市場調査委員会が実施する「生産動態統計調査」についての説明
があり協力要請があった。
国際委員会(四條委員長)から、昨年11月の理事会で報告されたアメリカのムーア・ウォーレス社がダネリー社に吸収合併されるということについて、そ
の後の動きが報告され、人の問題等落ち着くまでには少し時間がかかりそうである等説明された。また、昨年来のイラク問題、SARS、BSE問題等で海外渡
航はセキュリティーチェックで苦労が多いが、委員会としては、今年もDMIA情報等アメリカの状況については、出来る限り多くの情報を報告出来るようにし
ていきたいと考えている等報告された。
業務委員会(小谷正嘉委員
長)から、平成15年12月の月次計算書が説明され了承された。また、平成
16年の理事会等会議日程について説明があり了承された。通常総会は日印産連の通常総会が6月の第2木曜日(10日)に開催されることから、日本フォーム
工連は3日(木)に開催することに、また、持ち回り理事会は関西フォーム印刷工業会の担当で10月に開催することになっている。
公正取引推進委員会(福田学委員長)から、業界再生検討委員会ワーキンググループ(中良夫座長)で検討を行っている「データプリントサービス見積項目ガイド
(案)」について、来週の月曜日(1月26日)に公正取引委員会相談指導室に伺って、内容確認をお願いすることになっている等報告された。
技術委員会(瀬戸良教委員長)から、昨年の11月6日(木)に行ったユビキタス・コンピューティングに関する技術セミナー記録については、会報「フォーム
印刷」3月号から掲載される予定であると報告された。また、今年度の委員会活動計画の一つである技術座談会は、中止とするので了承願いたいと説明された。
業界再生検討委員会(城戸委員長)から、最初の検討テーマ「データプリント等業務委託契約書(雛形)の作成」は、昨年4月から検討を開始し、7月理事会で説明
を行い完了したが、引き続いて「データプリントサービス見積項目ガイド」について、ワーキング・グループで検討を重ねており、来週の月曜日には、公正取引
委員会の内容確認を受ける段階まで来ている。3月または4月の理事会で説明報告できると考えている等報告された。
昨年の12月3日(水)に開催された日印産連の総務委員会の概要が城戸会長から報告され
た。2004年新年交歓会に関する件、「官公需問題」に関する件、平成16年度日印産連主要行事日程に関する件、「特定業種指定」申請の経過報告につい
て、「有害化合物の排出規制方針」の経過報告について、印刷業の動態統計調査について、日本経団連理事会報告について、「知的財産権セミナー」経過報告に
ついて、「グリーン基準説明会」開催結果について、野間賞について等が説明された。次に、日印産連の会長問題について、1月14日(水)に日印産連会長、
副会長、総務委員長が検討した結果、藤田会長の留任を内定したと城戸会長から報告された。次に、12月2日(火)に開催された日印産連の第4回経営労働委
員会の概要が瀬戸副会長から報告された。官公需問題については、「価格破壊防止」「知的財産権等に関わる権利問題」「電子入札への対応」の3点に絞り込ん
で検討していくことになった。価格破壊防止については「物品販売」から「請負契約」への移行、電子入札については入札用印刷仕様書の統一を中心に、今後も
継続して検討することになったと報告された。電子入札用「印刷仕様書」については、日印産連原案に対するフォーム工連案が提示され、修正等意見があれば来
週半ばまでに連絡してほしいと要請された。
各地区工業会から最近の厳しいマーケット状況、入札関連、会員動向、理事会・講演会・忘
年会・新年会開催結果等についての報告並びに今後の活動計画等が報告された。次に、昨年10月の仙台理事会で、印刷機械メーカーがフォーム印刷の今後をど
のように見ているのか聞いてみたいという意見が出たことから、今回、(株)ミヤコシの宮腰社長から説明報告を受けた。最後に福田副会長から「会員一社一社
が自社の発展に努力していくというのは当然であるが、同時にBF業界全体をどうやって発展させていくかということを、みんなが協力して考えていく一年にし
たい」と挨拶があり閉会した。
|