|
[1]日 時
平成15年1月24日(金)PM3:30〜5:25
[2]場 所 目白「椿山荘」会議室(マーキュリー)
[3]出席者
城戸会長、福田副会長、瀬戸副会長、山本専務理事、立花常任理事、日浦常任理事、四條常任理事、花田常任理事、福田(学)常任理事、瀬戸(良)常任理事、松田常任理事、渡辺北海道会長、佐々木北陸副会長、藤沼中部会長、絹川関西副会長、柳田西中国会長、吉田理事、槌谷理事、浅井監事、日暮監事、西浦忠治(池田常任理事)代理、浜砂義則(岡本九州会長)代理、丸田勝功(福武理事)代理、石渡宏侑(天野理事)代理
以上24名
[4]議 題
(1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告
[5]議 事 城戸会長の開会挨拶のあと議事に入った。
業界再生検討委員会(城戸委員長)
今月の14日(火)に開催された第1回委員会の概要が報告された。第1回目ということで特に検討テーマが決まっていなかったが、先般の社会保険庁の入札結果等「価格問題」を中心に約2時間半にわたって熱心に討議が行われた。官公需の「共同受注」については、ゼネコン業界の状況や東北・笹氣会長からの情報等の分析を行ったが、いずれも当業界が関わる通常の入札に適用することは出来ないように思われる。もう少し問題点を整理して、場合によっては、行政側と話し合うなり、弁護士等に相談するなりの対策を今後とっていくこととした。委員会は原則として、月1回開催することとし、次回以降早急に具体的な検討テーマを絞り込んでいき、一つでも二つでも成果を上げたいと考えているので協力を願いたい等報告された。
資材委員会(日浦委員長)
最初に日本経済新聞の「印刷用紙価格問題」に関する記事に対する日印産連の抗議文と新聞社からの回答についての説明があった。次に、日本製紙連合会が今月20日に発表した2003年の紙・板紙内需見通しについて、情報用紙は、2001年実績1,867千t(前年比−1.3%)、2002年実績(一部見込みを含む)1,891千t(前年比+1.3%)、2003年見通し1,885千t(前年比−0.3%)となっている。詳細については、次回の理事会で報告したい等説明された。
国際委員会(四條委員長)
11月の理事会で概略報告した通り、IADTは昨年12月にIADT・USメンバーの2/3以上の賛成を得て、DMIA(Document
Management Industries Association)に吸収合併され、IBFI→IADTの49年間の活動が終了した。DMIAは、Business
Forms Dealers of Americaとして1946年に創立され、その後名前や形を変えながら、様々なグループを統合して拡大し現在に至っている。DMIAへの参加業種は、印刷に関わる業者であれば誰でもメンバーになれ、現在、ディストリビューター(販売代理店、卸売業者)1,200社、製造業者500社、資材などを提供するサプライヤーや海外メンバー約50社が参加しており、米国のフォーム印刷市場の約60%がDMIAのメンバーによって占められている等報告された。新生DMIAは1月2日からスタートしているが、日本フォーム工連メンバーのアフリエイト参加を歓迎する旨の連絡が来ている。活動内容に一部不明の点もあるので、さらに情報収集するが、基本的にはアフリエイトメンバーとして参加する方向で検討したい等説明され了承された。なお、日本フォーム工連メンバーの参加年会費は1社250ドル(為替120円換算で30,000円)と提示されている。
業務委員会(山本専務理事)
平成14年12月度の月次計算書が説明され承認された。上部団体の(社)日本印刷産業連合会への第3期分会費として2百万円が支払われている。次に、平成15年版全国会員名簿が今月末に完成することが報告されるとともに、今回の会員名簿による最新会員数について説明があり、この2年間(前回の会員名簿作成は平成13年1月)で正会員27社が何らかの理由で退会していることが報告された。なお、会員名簿の発行は4月の方が良いのではとの意見が出されたが、会員名簿に載っている会員数が各地区工業会に対する分担金の再計算基礎となっていることから、4月発行では新年度の予算作成に間に合わないという事情があり、従来から1月発行になっていることが説明された。
技術委員会(瀬戸良教委員長)
今月の22日(水)午後2時から本部会議室で開催されたホームページに関する業務委員会との第2回合同委員会の概要が報告された。運営予算に関する問題、編集内容決定組織の問題、プログラム作成委託の問題、ウェブマスター等内部体制の問題、メール機能の活用等々について討議を行ったが、立ち上げから1年近くになることでもあり、まずはホームページに関するアンケート調査を実施して、会員の意見を聞いてみることとし、それらの意見を参考に案件を煮詰めていくこととした等報告された。
12月3日(火)に開催された日印産連総務委員会の概要が城戸会長から報告された。「2003年新年交歓会」に関する件、「2003年印刷文化典」に関する件、平成15年度日印産連主要スケジュールに関する件、「用紙価格問題」に関する経過報告、「知的財産権セミナー」の開催結果、印刷産業環境優良工場見学会報告等が説明された。次に、1月16日(木)に開催された環境優良工場表彰審査委員会の概要(平成14年度第1回表彰の反省と課題等)が福田学委員から報告された。また、12月3日(火)に開催された経営労働委員会の概要が瀬戸政春委員から報告された。日印産連の経営労働委員会では価格問題が取り上げられているが、昨今の厳しい市場環境を反映して、緊迫緊張した雰囲気の中で審議が行われた等報告された。
各地区工業会から最近の厳しいマーケット状況、紙市況、低価格問題、入札関連問題、理事会、忘年懇親会等の開催結果についての報告並びに理事会、新年互礼会等今後の活動計画が報告された後、福田副会長の挨拶で閉会した。
|
|