日本フォーム工連・第2回(平成14年5月)理事会

第2回理事会議事要録



[1] 日 時 平成14年度5月9日(木)PM2:00〜3:00
[2] 場 所 茅場町「鉄鋼会館」802号室
[3] 出席者 城戸会長、瀬戸副会長、山本専務理事、小林常任理事、日浦常任理事、柴藤常任理事、四條常任理事、福田(学)常任理事、松田常任理事、渡辺北海道会長、藤沼中部会長、柳田西中国副会長、吉田理事、浅井監事、花田和彦(両角常任理事)代理、石渡宏侑(天野常任理事)代理、丸田勝功(福武理事)代理
以上17名
[4] 議 題 (1)委員会報告
(2)日印産連等関連報告
(3)各工業会報告
[5] 議 事 城戸会長の開会挨拶のあと議事に入った。


委員会報告


資材委員会(日浦委員長)
 用紙事情について、平成12年度(H12/4月〜H13/3月)は、マイライン特需、IT関連の取扱説明書等の需要があり、生産18,985,230トン、国内出荷18,240,844トンで過去最高となった。平成13年度は、生産18,236,205トン(前年比96.1%)、国内出荷17,558,117トン(同96.2%)となった。メーカーは、引き続き減産に努め、需給調整を行って価格修正を考えているが、特に、印刷・情報用紙については、15ケ月連続で前年実績を割り込み、現在も出荷は芳しくなく在庫増となっており、価格は現状維持か弱み含みと思われる。また、フォーム用紙のここ10年の出荷推移について、平成7年度の432,379トン(前年比113.9%)をピークに、年々前年実績を割り込み、平成12年度は363,979トン(同97.8%)、平成13年度は341,628トン(同93.9%)と需要が年々減少している等報告された。

国際委員会(四條委員長)
 4月21日からポルトガルの首都リスボンで開催された「コンプリント国際会議」で、昨年のWPC北京大会で藤田弘道日印産連会長が提唱した世界印刷技術者会議(WPEC)について、来年9月に日本で開催される「国際総合印刷機材展IGAS2003」に合わせて3日間開催することが了承された。今後、日印産連の国際委員会を中心に準備が進められることになる等説明された。

業務委員会(柴藤委員長)
 平成14年4月度の月次計算書が説明され承認された。なお、翌月繰越額が僅少であるので、各地区工業会からの速やかな会費納入をお願いしたいと要請された。次に、先月の理事会で説明された平成14年度収支予算(案)について、「平成15年版会員名簿」作成に関する収支予算の計上漏れがあったので、来月の通常総会に提出する収支予算案は一部修正する旨の説明があった。


日本印刷産業連合会等関連報告


 城戸会長より本日正午から開催された日印産連の総務委員会の概要が報告された。平成13年度日印産連事業報告並びに収支決算(案)に関する件、定款等の一部改正に関する件、平成14年度日印産連表彰の推薦に関する件、日印産連役員及び常設委員会委員の推薦に関する件、その他数件の報告事項等が説明された。なお、平成14年度日印産連表彰の日本フォーム工連の推薦候補者については、次回の日本フォーム工連理事会(6月13日)で決定したいので、それまでに侯補者の推薦を願いたいと要請された。また、印刷産業環境優良工場表彰についても積極的に応募願いたいと重ねて要請された。

各工業会報告


 各地区工業会から最近の厳しいマーケット状況、会員動向、紙市況、理事会の開催結果などの報告並びに定期総会・セミナー・懇親会等の開催予定など今後の活動計画等が報告された。なお、関東フォーム印刷工業会から、今年度の「持ち回り理事会」について、新潟市での理事会・懇親会の開催、エキスカーションとして佐渡観光のスケジュールで検討を始めていること、また、ネット入札問題、低価格問題については、業界団体としての対応の難しさが浮き彫りとなっているが、フォーム工連としては、従来から秩序ある企業行動を訴え続けてきていることでもあり、もうしばらく様子を見ることとした等報告があり、最後に瀬戸副会長の挨拶で閉会した。



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