日本 フォーム印刷工業連合会
平成17年度第4回理事会議事要録



[1]日 時 平成17年7月26日(火)
       PM2:00〜3:15

[2]場 所 ホテルニューオータニ 
       麗の間前室

[3]出席者 (29名) 

福田会長、小林副会長、小谷副会長、那須副会長、瀬戸(政)常任理事、馬場常任理事、大内常任理事、小谷(正)常任理事、花田常任理事、瀬戸(良)常任理事、渡辺北海道会長、笹氣東北会長、佐々木北陸会長、藤沼中部会長、中川関西会長、宇都宮西中国会長、小島四国会長、浜砂代理(岡本会長代理)、水谷中部副会長、絹川関西副会長、石坂理事、吉田理事、沼津理事、浅井監事、島田監事、北原顧問、城戸顧問、河合オブザーバー(セイコービジネス常務)、中(専務理事・事務局)

[4]議 題

(1)平成17年度日印産連表彰候者について
(2)委員会報告
(3)日本印刷産業連合会等関連報告
(4)各工業会報告

[5]議 事 

 会議に先立ち、福田会長より、ロンドンテロ事件の直後に訪欧した際、フランス、イタリアでの事件の対応振りが、日本人の過剰反応とはかけ離れ、平常と全く変わりがなかったことが紹介された。

平成17年度日印産連表彰候補者について

 事務局より、前回理事会において3役一任が了承されていた平成17年度日印産連表彰候補者選定について、以下の3名を推薦することとした報告があり了承された。
  印刷功労賞候補者
   藤沼 征義 殿 [小林記録紙(株)]
  印刷振興賞候補者
   笹氣 幸緒 殿 [笹氣出版印刷(株)]
   宇都宮五郎 殿 [セイコービジネス(株)]

委 員 会 報 告

資材委員会
 那須委員長より、資料に基づき平成17年7月暫定紙品種別生産・払い出し・在庫について概要が報告された。紙全体での生産、国内払出はそれぞれ対前年103.3%、101.9%、月末在庫は98.4%と在庫積み増しの傾向が出ている。これは品薄感が強くなっていたコート紙を中心とした塗工紙で、生産、国内払出が104.8%、103.8%、在庫で67.3%(前月52.1%)と改善が進んでいることでも分かる。情報用紙については、多少上向きとなっていたものがそれぞれ97.5%、99.1%、119.4%と低調傾向に戻ってしまった。製紙業界から見た景況感では7〜9月について原材料、エネルギーコスト値上がりで紙、板紙ともやや不振となっており、景気指標においても、百貨店売上、自動車新車登録とも安定しているとは言えない。
 大手製紙メーカーもエネルギーコスト値上がりを背景とした用紙値上は困難と感じているようだ。


国際委員会
 大内委員長より、資料に基づき北米印刷業界の2004年度成長は4.9%であった。2005年度は3.6%を見込んでおり3年連続の成長見通しとなっているが、2000年レベルに戻るのは2006年までかかるようだ。但し、取扱い製品構成により成長のばらつきが大きくなっており、BFに重点を置いている会社の成長は低いかマイナスとなっている。ディストリビュータ業界の成長は特にばらつきがあり、フォーム比率が下がり、商業印刷、ラベル、販促品の比率が高いところの成長が大きい。現在業界としては、用紙値上と郵便料金の高騰が大きな課題となっているようだと報告があり、つづいて、しばらく実施していなかった海外視察ツアーについて、10月18日から開催される「DMIAカンファレンス」参加ツアーを企画したので会員に募集したい旨はかり了承された。
  また、事務局より、今年度DMIA会費支払について例年通りフォーム工連が一括して支払い、12会員へ別途請求する旨報告があり了承された。

業務委員会
 小谷(正)委員長より、平成17年5月、6月月次の概要が報告され了承された。
また、理事会後開催される40周年記念講演会、懇親会のスムーズな進行への協力依頼があり、事務局より関連報告があった。


市場調査委員会
 花田委員長より、資料に基づき今年度実施するアンケート調査の内容が紹介され、回答への協力が要請された。アンケートのうち、商品群別売上推移で、フォーム印刷にDPS用フォームを含むか否かは明確にすべきだとの指摘があり修正することとなった。

技術委員会
 瀬戸(良)委員長より、OCR濃度テスターに関するメーカーの対応について質問書を発送し回答を得た旨報告があった。また、広いジャンルで的確な技術情報を会員へ提供するため、技術委員の増員を次年度委員構成で検討するよう要望が出された。

業界再生検討委員会・個人情報保護法研究会
 事務局より、個人情報保護に関連して「フォーム工連データプリント受託契約書(雛型)」の見直しを行なっている旨報告があった。

日本印刷産業連合会等関連報告
 

 事務局より以下の報告に加え、経済産業省7月人事で商務情報政策局文化情報関連産業課長に小糸正樹氏が就任した旨紹介があった。
@ 平成17年度事業計画関連事項について、平成17年度日印産連委員会機構を紹介。
A 日印産連20周年を含んだ2005年印刷の月記念式典について行事内容を提示。
B 環境委員会関連報告として、日印産連VOC排出抑制への自主的取組についておよび印刷物資材「古紙リサイクル適正ランクリスト」規格(案)について紹介。
C その他「海外動向研究会」の新発足についておよび輸入紙調査研究会経過報告(中国海外製紙メーカ視察)、「平成16年度調査研究事業」成果発表会、日印産連での「COOL BIZ」対応について報告。
 
 最後に小谷副委員長より閉会挨拶があり、次回開催日平成17年9月21日(水)
 午後1時30分〜 ホテルニューオータニ「椿」を確認し閉会となった。





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