[1]日 時 平成17年5月12日(木)
PM1:30〜3:10
[2]場 所
八丁堀トーインビル 7階会議室
[3]出席者 (20名)
福田会長、小林副会長、小谷副会長、那須副会長、冨岡代理(馬場常任理事代理)、大内常任理 事、小谷常任理事、花田常任理事、福田(学)常任理事、瀬戸(良)常任理事、笹氣東北会長、佐々木北陸会長、藤沼中部会長、中川関西会長、問谷西中国副会長、浜砂代理(岡本会長代理)、石坂理事、吉田理事、浅井監事、中(専務理事・事務局)
[4]議 題
(1)平成17年度通常総会議案について
(2)委員会報告
(3)日本印刷産業連合会等関連報告
(4)各工業会報告
[5]議 事
会議に先立ち、福田会長より「総合印刷各社の決算が好調と伝えられている。フォーム業界としてどうがんばれるか、皆さんからのお知恵を拝借しながら検討していきたい。」と挨拶があり、議事に入った。
小谷業務委員長及び事務局より、資料に基づき平成17年度通常総会並びに理事会へ上程する議案の説明があった。討議の結果、決算科目名称の一部修正を行ない、その他全議案が承認された。
●資材委員会
那須委員長より、資料に基づき平成17年3月暫定紙品種別生産・払い出し・在庫について概要が報告された。紙全体での生産、国内払出はそれぞれ対前年102.1%、101.8%、月末在庫は81.1%と景気上昇を思わせる数値となっており、特に在庫数値は更に品薄感を強くするものとなっている。但し、この数値はコート紙を中心とした塗工紙の、生産、国内払出で104.0%、103.5%、在庫で52.1%が大きく影響しており、情報用紙については、それぞれ100.6%、98.2%、99.1%と多少上向きながらも停滞感を完全に払拭するには至っていない。景気指標においても、2月百貨店売上は再びマイナスに転じ、自動車新車登録も対前年マイナスが続いている。
在庫数値を背景とした用紙値上攻勢に対しては各社粘り強い交渉が必要のようだ。
●国際委員会
大内委員長より、日印産連国際委員会として募集したChina Printへの視察企画は、中国での対日情勢の緊迫化もあり取り止めとなった事が報告された後、資料に基づき、海外情報報告があった。DMIAレポートでは、2004年度北米BF業界が対前年4.7%の伸びを示し、2000年以来の高成長となっている。この主な理由としては各社の商業印刷への参入が挙げられており、一方で、BFトップのEnnis社はTシャツ、フリースなど販促景品の取り扱いが大きく寄与していると報じられている。日本との環境の違いがあるものの経営戦略策定での参考となりそうだ。
●業務委員会
小谷委員長より平成17年4月度月次計算書が報告され了承された。
●市場調査委員会
花田委員長より、今年度実施する市場調査の項目と、アンケート回収手段について現在討議を進めているところである旨報告があった。
●業界再生検討委員会
事務局より、個人情報関連で既に4回の研究会が開かれたが、内容が多岐にわたっており取り纏めは上期終了を目標とすることで再スケジュールした旨報告があった。
事務局より以下の報告があった。
@ 平成16年度収支決算(案)について
総会提出決算案が資料として提示された。16年度新たに発足した個人情報研究会、輸入紙調査委員会等により、委員会事業支出が増加する一方で、ガイドブック、説明会等関連事業収入も大幅に増加している。
A 日印産連表彰について
平成17年度日印産連表彰候補者をフォーム工連から印刷功労賞1名、印刷振興賞2名を基準に推薦依頼が来ている。5月末までに各地区工業会から工連事務局宛て推薦するよう要請がされた。
B その他
経済産業省の人事異動により、文化情報関連産業課担当課長補佐が関正文氏から千葉了介氏に交替したことが紹介され、その他「印刷産業人綱領」改訂最終案、「中小企業新事業活動促進法」(中小支援法)の施行と支援策について、「輸入紙調査研究会」2005年度活動計画、「新印刷会館」竣工、移転計画について資料に基づき報告があった。
各地区工業会会長よりマーケット状況、地区会議開催状況、工連運営への意見等のほか、5,6月の総会実施予定について報告があった。
最後に小林副会長より、「異分野で伸ばしている米国BF業界のように、この業界も大きく変わる必要がある」と挨拶があり閉会となった。
次回開催日 平成17年度通常総会並びに理事会
平成17年6月9日(木)午後4時〜 「銀座ラフィナート」3階会議室「菊」
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