[1]日 時
平成18年5月11日(木)
PM1:30〜3:00
[2]場 所
日本印刷会館 2階201会議室
[3]出席者 (21名)
福田会長、小谷副会長、那須副会長、瀬戸(政)常任理事、六反田常任理事代行、大内常任理事、小谷常任理事、福田(学)常任理事、瀬戸(良)常任理事、渡辺北海道会長、佐々木北陸会長、藤沼中部会長、中川関西会長、関谷西中国副会長、浜砂代理(岡本九州会長代理)、吉田理事、石坂理事、福武理事、浅井監事、島田監事、中(専務理事・事務局)
[4]議 題
(1)平成18年度通常総会開催について
(2)日印産連理事並びに委員会委員推薦の件
(3)委員会報告
(4)日本印刷産業連合会等関連報告
(5)各工業会報告
[5]議 事
冒頭、福田会長の開会挨拶、小谷副会長の「故小谷隆一氏お別れの会」への御礼挨拶があった後議事に入った。
<福田会長挨拶骨子>
最近の中国での印象として、北京オリンピックに向けた中国マーケットは我々のビジネスにも多少恩恵があるように感じたが、靖国問題が人、物、金の動きに少なからず影響が出ていることも現実のようで、隣国との友好関係は政治に大いに期待したいところだ。一方日本での我々の問題としては、印刷業界の垣根がなくなってきたことが第一に挙げられる。印刷関連のデジタル化と機械の多様化からフォーム以外の印刷設備で、我々の分野へ参入する可能性がますます高くなってきており、フォーム業界を守り、発展させるためにこれまでの技術ノウハウ以外に何が必要か、業界が協調して工夫することが重要となっている。
小谷業務委員長及び事務局より、資料に基づき平成18年度通常総会並びに理事会へ上程する議案の説明があり承認された。
事務局中より資料に基づき日印産連へ推薦する役員、委員会委員の内容、人員等について説明があり、推薦役員の留任内定と委員会委員人選の事務局調整が承認された。
●資材委員会
那須委員長より、資料に基づき平成18年5月度(3月暫定)紙品種別生産・払い出し・在庫について概要が報告された。
紙全体での生産、国内払出はそれぞれ対前年比101.1%、101.8%、月末在庫は84.0%と払出が増加し在庫減少が進んでいる。上級印刷紙、微塗工、塗工用紙の在庫減少の傾向は変わっていない。一方情報用紙については、生産が100.1%、国内払出が99.0%、在庫は106.1%と在庫増加率が減少してきた。紙需給動向で見れば、中国、ヨーロッパ需要の高まりが影響しているようで、このところ輸入紙の減少が顕著となっており、景気指標での好調さも踏まえて、メーカーからの用紙値上げ要請が強くきているのが実情だ。
●国際委員会
大内委員長より、資料に基づき海外DMIA情報の概要報告があった。
あるBF雑誌で、変遷する米国BF業界の中、現在では@多品種化、Aサービス化、B印刷プロセスのIT化、Cデジタルプリティングの4つをキーワードに、積極的に取り組むことが繁栄に繋がると解説しているものがある。一方、ある教授の発表では、2020年には広告、パッケージ、DM、デジタルプリンティングが伸び筋となり、書籍、新聞、雑誌等定期刊行物、BF、封筒などが衰退すると予想している。
●業務委員会
小谷委員長より、平成18年4月度の月次報告があり了承された。
●公正取引推進委員会
福田(学)委員長より、委員会内容ではないが、日印産連の環境優良工場表彰への応募が無い。急には難しいので、次年度は候補会社を決めて取り組んでいただくことも検討したいと報告があった。
●技術委員会
瀬戸委員長より、6月15日予定している技術セミナーの概要が報告された。また、現在セミナー参加料が無料となっていることに関し、運営費、講師謝礼の関係で有料化も検討しなければならないと報告があったが、地方からの参加者も念頭に会員メリットを優先させるべきとの意見もあり、慎重に検討することとなった。
事務局中より、以下の報告があった。
(1)用紙値上げ問題について
要望していた用紙メーか一による新聞広告掲載が実行され、今後の対応は各社個別の対応となる。得意先の理解を得る施策と良好なコミュニケーションについて社員への指導が要請されている。
(2)経産省「企業活動基本調査」について
例年行っている経産省調査への協力要請があった。
(3)日印産連「オフセット印刷サービス」グリーン基準について
ガイドラインと認定制度申請の手引きが発行され、各地で説明会が開催される予定。
北海道渡辺会長より、持ち回り理事会準備状況の説明があったほか各地区工業会から会員増強キャンペーン実施状況、地域用紙状況、総会予定等報告があった。
最後に小谷副会長の閉会挨拶があり、次回平成18年度通常総会およぴ第3回理事会は
平成18年6月6日(火)午後4時より
銀座ラフィナート7階「汐風」
を確認して閉会となった。
|