日本フォームエ連


BF市場調査報告書「デジタル社会のフォーム印刷
業界に及ぼすインパクトに関する調査報告書」を発行

 

 

 日本フォーム印刷工業連合会は、デジタル化によるフォーム印刷業界を取り巻く環境の変 化に対して、業界としての進路と事業展開の方向性等を描くため、平成9年度に三菱総合研 究所に調査研究を委託し、その結果を冊子「デジタル社会のフォーム印刷業界に及ぼすインパ クトに関する調査報告書」として取りまとめたが、その後の4年間でインターネットが社会の 各分野に急速に浸透するなど、情報化・デジタル化のさまざまな動きの中で、フォーム印刷 業界を取り巻く環境がさらに大きく変化してきており、その業態に顕著な変化が出てきてい ることから、この4年問の推移を確認し、改めて業界としての将来の展開方向を探るため、 4年ぶりに再度三菱総研に調査研究を委託し、このたびその結果を冊子として取りまとめ発 行した。

 


 

〈内容〉

1.調査の概要
  1.1調査の背景と目的
  1.2調査の方法その他
    (1)アンケート調査概要
    (2)用語定義

2.フォーム印刷業界の現状
  2.1フォーム印刷業界構成企業の現状
    (1)従業員数
    (2)事業範囲
    (3)売上と利益
    (4)設備投資動向
  2.2フォーム印刷市場の現状
    (1)品目別売上
    (2)フォーム印刷のユーザー産業

3.フォーム印刷市場の動向と将来見通し
  3.1市場規模の推移と見通し
    (1)市場規模の推移
    (2)品目別の市場動向
    (3)フォーム印刷市場の長期見通し
  3.2ユーザー構造の変化の動向
  3.3市場ニーズの変化の動向
    (1)取引窓口の変化
    (2)個別製品に対するニーズ動向
  3.4フオーム印刷市場の展望

4.フォーム印刷業界の新事業展開
  4.1フォーム印刷業界の新事業展開の方向
    (1)新事業展開の現状
    (2)新事業展開の方針
    (3)新事業展開に当たっての課題と対応
  4.2今後の新事業事例
    (1)新事業分野
    (2)具体的事例
  4.3フォーム印刷産業の将来像

付属資料
  1.アンケート調査票
  2.アンケート回答企業一覧
  3.高度情報化による具体的影響に
   ついての回答一覧(W.9-(2))
  4.前回アンケートの分析グラフ一覧

 

《体裁》A4判36頁(本文)

《価格》@2000円(会員)送料別

※お申し込みは日本フォームエ連事務局まで
TEL.03-3551-8615 FAX.03-3555-8466

 


 

《内容抜粋紹介》

3.1市場規模の推移と見通し

 (2)品目別の市場動向

   品目別の売上高の推移を1997年度を100とした指数で図3-1-2に示す。

   1)過去の推移

 図3-1-1に示したように、フォーム印刷市場全体は1997年度から2000年度まで連続して微減傾 向にあった。しかしその内訳を見ると品目別の増減の差は大きい。
 大きく売上を伸ばしたのはDPS/情報処理、磁気フォームおよびメーリングフォーム/葉書 の3品目で、いずれも、97年度に比べ2000年度は30%以上の増加となっている。特にDPS/情 報処理は80%以上の増加率である。逆に非常に大きく売上を減らしたのがストックフォームで あり、97年度に比べ2000年度は30%以上も下がった。このほか、一般帳票/連続、OCR・ OMR、ジャーナル・レシートおよびタック・ラベルの4品目も落ち込んでいる。一般帳票/ カット紙、メーリングフォーム/封筒、複合伝票はほぼ横這いである。
 前回アンケート結果(1997年)で市場が大きく増加すると予測されたジャーナル・レシート やタック・ラベルについては、売上が減少しており予想に反した結果となっている。メーリン グフォーム/封筒も前回の見通しでは増加であったが、DPS/情報処理にかなりの部分が吸収 されたと考えれば、横這いでも妥当と考えられる。逆に市場が増加するという見通し通りであ ったものはメーリングフォーム/葉書と磁気フォームの2つだけであった。

図3−1−2 品目別の市場推移


出所)本調査アンケート結果

 

to その他各種情報TOP 戻る

to Main to Main