日 本 フ ォ ー ム 印 刷 工 業 連 合 会
JAPAN BUSINESS FORMS ASSOCIATION
 

東北フォーム印刷工業会 創立30周年記念大会を開催




   東北フォーム印刷工業会(笹氣幸緒会長)は、今年で創立30周年を迎え、5月10日「ホテル仙台プラザ」に於いて、記念式典、記念講演会、記念祝宴を開催した。また、翌11日には「仙台カントリー倶楽部」で記念ゴルフ大会が開催された。  
  《あいさつ》笹氣幸緒 東北フォーム印刷工業会会長(創立30周年記念大会会長)
 昭和48年4月、産声を上げた東北フォーム印刷工業会も、間もなく30周年になります。当時は東北フォーム印刷協議会の名称でスタートしたわけですが、幾多の試練を越えながら今日にいたりました。ここに30周年の記念式典を開催させていただく事に感慨も一入でございます。本日は大変ご多用中のところ日本フォーム印刷工業連合会会長城戸康雄様、専務理事山本茂雄様、東北地区印刷協議会会長今野敦之様をはじめ、関連業の皆様、特別会員及び会員の方々のご臨席をいただき深甚なる感謝を申し上げます。平成6年の総会でバトンを引き継ぎましたが、当時は機構名称の大変革が行われ、全国的な用紙の値上げと価格の下落等による業界全体に、バブル崩壊の兆しが表面化し始めたところであったと思います。その後、技術革新や経済状況の変革により、従来のフォーム印刷であるストックフォーム・一般帳票/連続用紙・カット紙が減少する一方、DPS/情報処理・磁気フォーム及びメーリングフォーム/葉書等の増加が顕著になってまいりました。2001年の実態調査によると、5年後は現在のシェア64.7%を有する製造業、金融業、官公庁、卸・小売業といった主要なお客様がシェアを減少させ、代わりに通信サービス、情報サービス等の占める比率が拡大していると予測しています。そして従来のお客様が変わると同時に商品そのものも変革し、単なる伝票から高付加価値のある商品が求められていることを示しています。
 東北は、遅ればせながら、昭和50年代以降、高速交通体系の整備が逐次進展すると共に、産業の集積が高まりを見せてはいますが、依然として所得を含め各種の格差はまだまだ拡大したままです。また、我々は日印産連傘下の10団体の中で最も企業規模格差の大きな団体で、大企業から中小企業まで同じ会員として活動をしています。そして現在最も危倶すべきは価格の下落であると言えます。お客様からの価格引き下げ要求もさることながら、同業者間での受注戦略による価格引き下げが顕著であります。現状の景気動向からやむを得ないところはあるにしても、業界全体で取り組んで行かねばならない問題も含んでいます。
 今年は、FIFAワールドカップの宮城スタジアム開催、ベガルタ仙台の初J1での好発進、12月には東北新幹線盛岡八戸間の開通などの明るい話題が、少しでも東北地域の景気回復の起爆剤となってくれることを期待しております。
 最後になりましたが、本大会にお寄せ頂きました関係皆々様のご高配に、心より御礼申し上げ式辞といたします。
 


 


★☆★ 来賓祝辞 日本フォーム工連 城戸康雄会長 ★☆★



★☆★ 表彰 東北フォーム印刷工業会会長感謝状 ★☆★


 
 


★☆★ 祝宴乾杯 日本フォーム工連 山元茂雄専務理事 ★☆★



★☆★ 記念祝宴のもよう ★☆★


 
 


★☆★ 記念講演 佐藤伊知子先生 ★☆★



★☆★ 記念ゴルフ大会 仙台カントリー倶楽部(16名) ★☆★






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