北海道フォーム印刷工業会報告(渡辺会長報告)
北海道の印刷関連団体が中心に行なっている、「HOPE2016」が、札幌のアクセスサッポロで開催され、参加者は各2,000名弱、各種セミナーには700名以上が参加された。団体行事としては9月17日に、ゴルフコンペを開催し、13社から20名の参加をいただいた。ニュースとしては、10月1日に北海道の紙の商社であります大丸藤井(株)と日藤(株)がホールディングス会社を止め、経営統合され大丸(株)としてスタートした。これからの予定は12月9日、10日に、毎年恒例のセミナー兼忘年会を開催いたします。
人材確保については、高等技術専門学院があり、電子印刷科とコンタクトを持っている。ここから輩出される学生から毎年1名ないし2名採用をしている。そういった形で毎年、「今年も採ってくださるんですよね」と向こうからの期待もあり、「今年もいい学生を出してくれるんですよね」と、我々の方からの期待もあり、なかなか良い関係になっている。また、通信制の高校に通っている学生を雇用し、学費を企業が支援し、卒業後は就職していただく取り組みも行なわれており、教育機関との連携も非常に大事だなと思う。
東北フォーム印刷工業会報告(西村会長報告)
来週金曜日と土曜日に「全国印刷文化典ふくしま大会」が開催されますので、準備のために9月以降は理事会を開催していません。来週、福島にいらっしゃる方もたくさんいるかと思いますが、福島は3・11の地震以降まだ復興途上で、ぜひ福島に行ってお金を使っていただいて、お土産をたくさん買っていただいて、支援をしていただければと思います。先日、東北青年印刷人協議会があり、大学生が印刷現場にインターンシップに参加し、参加した学生の方々と経営者のパネルディスカッションがありました。学生たちは、「印刷業」と言われても何をしているのかわからないが、参加してはじめて魅力を感じる部分が見出せたと話していました。我々は、やっぱり印刷業界にどっぷり浸かってしまうと、印刷の良さとか、魅力というのを感じられなくなってきています。学生からしても、魅力のある仕事だなというところを頭に置いて求人活動をしたいと思います。自分たちの印刷の魅力を伝えていかなければならないなと思ったところでした。
関東フォーム印刷工業会報告(林会長報告)
先月、第3回目のボウリング大会を行い、正会員45社のうち約半数の20社から総勢80名が参加いただいた。年齢層的には、年配の方も少しいらっしゃいますが、ほとんど若い方に参加していただき、ボウリングの後は懇親会も開催した。しかし、半数の会員企業の方から参加いただけないのは残念なので、来年はもう少し参加の会員を増やしてやっていきたいと思っている。来週の木曜日は関東の理事会になっているので、人材確保について関東として答えを出せるように審議致したい。
関西フォーム印刷工業会報告(溝口会長報告)
来週、10月の関西フォームの理事会を行い、10月27日には大阪支部の例会及び、例会の後、今回で54回目となるがプチ勉強会を開催する。今回はスマートフォン向け広告配信をしているベンチャー企業の(株)アドインテに来ていただいて、「スマートフォン向けユーザーのウエブプラスリアルプロモーションの紹介」というテーマで勉強会を行うことになっている。10月31日の月曜日には、関西での合同ゴルフコンペを瀬田ゴルフコースで行う予定。12月には先日の理事会でも報告したが、関西理事忘年会を、大阪の中之島フェスティバルタワー37階の「ラ・フェットひらまつ」で行う。来年の新年互礼会と新年講演会は、ホテル阪急インターナショナルで開催する。
講演会講師として桐生純子様をお呼びし、女性及び社員の部下とのコミュニケーションがプラスになるヒントにしていただけるよう、「女性社員・部下とのコミュニケーション・ギャップ解決講座!」を企画している。人材確保についてインターンシップを計画したいと思っている。最近近畿大学に行くことがあり、就職関連の掲示板には、各産業のいろいろな企業のインターンシップ登録が貼ってあったが、印刷関係は1社もなかった。なかなか言葉で言うほど簡単ではないと思うが、現場及び営業及び情報処理の様子を、会社見学をひとつ超えた形で勉強していただきながら、印刷及び情報処理のすばらしさを体験してもらいたいと思う。関西として大きいことはできないが、小さいことから少しずつ、そういう取組みを考えているので、ご協力をよろしくお願したい。
九州フォーム印刷工業会報告(和田会長報告)
11月の中旬に忘年会を開催する予定で、市況や情報交換を中心に、2カ月に1回程度の理事会を開催している。熊本や大分の地震の影響もあり、なかなか思うように復興が進んでいないような状況で、市場もちょっと冷え込んでいる感じがしている。九州の正会員はもう4社しかないが、来年は原点に帰って、大手の支社、支店の方々も加わっていただき、生産性の効率や、設備の共有化等を話し合っていきたいと思っている。私は以前、紙の商社に4年ほど勤めていたが、日本の紙の種類や品種が多過ぎるとの疑問を持ち続けている。用紙メーカーでは品種が多過ぎることによって、生産性が高く効率のよい抄造ができていないように思う。印刷業界が変わるというのは大事だが、印刷業界の周辺業界も巻き込んで変わっていかないとならないように思う。人材戦略については企業の大小に関わらず、全国的な問題になっている。雇用の仕方も働き方もどんどん受け入れ、優秀な人を短時間でも働いてもらう等の、多様化を図っていかないといけない。当社でもお客様の経営効率支援と事業の促進支援を切り口にして、人材関係のBPOサービスを2年前から開始している。人材確保のための学生との交流の場である就職面接会も、もっと学生と雇用者が本音を語り合えるような場のセッティングを、私たちが主催している。今まで印刷業界は、お客様の印刷を発注する部署への出入りに限られていたが、このような活動で、人事部とか経営企画部とか、経営層のところに入り込め、お客様とのパイプがもっと太くなる。このような様々な活動を通して、このフォーム印刷工業会の課題を取り組んでいきたい。ありがとうございました。
最後に次回持回り理事会の主催予定である、中部フォーム印刷工業会の入野康会長から、活動報告と閉会の挨拶があった。
皆さん、こんにちは。中部フォーム印刷工業会の入野でございます。
今回、中四国フォーム印刷工業会の湯川会長はじめ、メンバーの方々が素晴らしいこのような会場で持ち回り理事会を開催されたことは、本当に素晴らしいなと思います。
しかし、すばらしいなと思っている反面、次回、どうしようかなと。このようなすばらしい会場以上の会場、もしくは同等の会場をどうやって見つけようかなというところでちょっと不安な面もあります。先ほど小谷会長が伊勢志摩サミット級というふうに言われていましたが、やはりこの地は外相会談があったということなので、来年はぜひ、伊勢志摩サミット級の会場か、伊勢志摩サミット級の土地で何とか開催したいなと思っております。
中部の活動として、9月21日に開催した「9月印刷の月」で印刷功労賞を受賞されたトキワの白尾社長の祝宴を兼ねて、理事会の後に懇親会を開催しました。11月には毎年開催している研修会で、働く人の心と健康、ストレスチェック制度が始まったこともあり、産業医で内科医の山田先生をお招きいたして、お話をいただきます。11月末になりますが忘年会を兼ねた親睦ゴルフコンペの開催を予定しております。
私どもは、皆さんご承知の方もいらっしゃるかと思いますが、軟式野球チームがございまして、過去に全国大会に出たこともあって、非常に強かった時期もありました。年間を通じていろいろな大会があり、名古屋で有名な中日新聞社の中日スポーツ新聞には、正月明けの大会で良い成績を上げると、大きな記事で写真も掲載されます。軟式野球チームが強くなれば、野球をやっていた選手や学生が、入社したい会社として選ばれるのではと思っております。
そろそろお待ちかねの懇親会の時間が迫ってまいりましたので、私からのご挨拶は以上で終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
グランドプリンスホテル広島
次回の平成28年度第7回理事会は
開催日 平成28年11月10日(木)
時 間 午後1時30分から
場 所 日本印刷会館5階 501会議室
を確認して閉会となった。
持回り理事会会場
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