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日本フォーム印刷工業連合会 平成27年度 第8回理事会議事録
平成28年1月21日(木)午後2時15分 
ホテル椿山荘東京 カシオペア
出席者(23名)
櫻井会長、小谷副会長、小林副会長、林副会長、玉田常任理事、山本常任理事、松川常任理事、
福田常任理 事、佐々木常任理事、石井常任理事、入野常任理事、 溝口常任理事、
太田常任理事、和田常任理事、福武理 事、坊野理事、朝日理事、渡辺理事、西村理事、
瀧本理事、岡田監事、千葉監事、山口(専務理事事務局)
議 題 (1) 委員会報告
(2) 日本印刷産業連合会等関連報告
(3) 各フォーム印刷工業会からの報告






議 事 冒頭、櫻井会長の開会挨拶があり議事に入った。
櫻井会長
櫻井会長挨拶骨子
皆さん、あけましておめでとうございます。改めましてご挨拶申し上げます。  
今年の正月は、凌ぎやすく、且つ、あっという間に終わったのではないかと思います。休みというのは、長くても大体9日間ですよね。9日間あるとしても、5日間のときも、最近はまったく同じ感覚で過ごしている。もっとうまく過ごせないかなというような気持ちを持っているうちに終わってしまったという、非常に休みの使い方がますます下手になる。土日とも休んでいますが、それも休んだ気がしないで月曜日に出てしまう。そんな感じしません? みんな働きすぎなんじゃないか(笑)。健康に気をつけてくださいね。  
今日、経済産業省と東京証券取引所で、健康経営銘柄という発表があったんです。健康経営銘柄というのは、従業員の健康、家族の健康、色々な企業としての健康、そういうものをすべて評点に表して、ある一定以上のところに、健康銘柄ということを名乗っていいですよというものです。ですから、IT推奨銘柄とか、なでしこ銘柄とか、それと同じ系列の「健康経営銘柄」です。これに当社が推薦されまして、一時間位前に表彰式があって、そこでいただいてきました。  
どっちみち明日になればたぶん出るだろうから、ここで言わないのもなんだなと。あえてここで言うのは、我々の業界はすごく熱い眼差しで見られているんですよ。我々の業界の仕事は、個人情報を扱っていますから、例えばマイナンバーだって個人情報ですから確実に着かなければいけない。世間を騒がしている不着とか誤配とか、1軒に本来なら3枚入っていなければいけないのに2枚しか入っていない等、そういうことはフォーム業界では発生しないですよね。そういう意味では個人情報を扱うのにフォーム業界というのは慣れているわけでチャンスです。ですから、どんどんフォーム印刷業界、頑張りましょうよ。きちっとやれば、認める人がいっぱいいるというようにご理解いただければ嬉しいなと思います。  
私はフォーム工業会の一つの歩んでいる正しさは、必ずやフォーム工業会が見直される。要するに個人情報を扱っている、こういうことが見直される時代が来る。ぜひとも頑張ってやっていきたいなと思います。   
今年は"drupa"ツアーが開催されますので、私も行くつもりなんです。まだ行ったことのない方は、ぜひとも行ってみましょうよ。たぶんデジタル印刷機のオンパレードになるのではないかなという感じはしますが、ドイツとかヨーロッパで、どういうようなものをデジタル印刷で刷っているのかとか、どういう仕事をやっているのかとか、つぶさに見て来ようと思っていますので、ぜひともご参加のほうをよろしくお願いします。  以上でご挨拶を終わらせていただきます。
 
 1. 委員会報告
(1) 業務委員会(玉田委員長報告)
 ・ 11月度及び12月度月次計算について
 ・"page 2016"出展について
  2月3日(水)から3日間サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOで開催される"page 2016"に団体出展を行う。出展ブースは例年の場所と少し異なって4階会場になる。
 ・ ケースメソッドによるコンプライアンス報告
(2) 国際委員会(松川委員長報告)
 ・ 米国印刷事情レポートについて
  「2016年に注目すべき重要なトレンド」として、①従来製品とサービスの復活、②付加価値製品や付加価値サービスの提供、③管理指標を利益率から設備稼働率へ変更を上げている。
「紙のカタログがクリスマスに戻ってきた…」  
情報過多の世界で、単純に顧客の注意を引きつけることが困難なことになっている。セグメント化、付加価値コンテンツ、インタラクティブ性といった変化は、カタログを売上向上の積極的な道具として変えている。
「Cimpress社 Robert Keanes社長に今後について聞いてみた!」  
前例のない大量の注文が集まるプラットフォームを構築することが我々の新しい姿だ。従来の姿を解体してネットワークを運営し、多くのサプライヤーや再販業者に貢献してく存在にならなければ、我々はリーダーになれない。このネットワークの構築こそがマスカスタマイゼーション戦略となる。
 ・ "drupa 2016"視察ツアーについて
  "drupa 2016"とオーストリアのDPS企業を視察するツアーを6月5日(日)〜12日(日)で実施する。参加者は会員企業7社から24名の参加申込みをいただき、締切らせていただいた。
(3) 環境委員会(朝日委員長報告)
 ・環境活動についての調査アンケート
  環境委員会から全会員企業に対して、「環境活動についての調査アンケート」を実施したが、回答いただいた企業が少なく、回答率が16%に留まっている。そこで、未回答の会員各社にアンケート用紙を再送付し、回答を求める活動をする。
 ・印刷産業環境優良工場表彰応募アピール
 ・VOC警報器販売について報告
  日本フォーム工連事務局として購入申込みパンフレット及び申込書を全会員に配布する。
(4) 技術委員会(福武委員長報告)
 ・ 施設見学会(東京機械製作所・DIC総合研究所)報告
  12月4日に世界で唯一、新聞専用デジタル印刷機としてJET LEADER 15000・2000 を開発し製造している、東京機械製作所かずさテクノセンターを見学。また、基礎素材である有機顔料や合成樹脂事業等、多様な領域を手掛けられている、DICの総合研究所を訪問。  
DIC川村記念美術館にて世界的名画を鑑賞する見学会を実施した。
(5) 資材委員会(山本委員長報告)
 ・ 1月度用紙事情について
  11月度の印刷情報用紙の国内出荷量は前年同月比1.1%微増だが、段ボール原紙、白板紙の3種を除き減少。
 ・ 製紙連合会の取り組み
  同連合会の広報活動として「ペーパー君の紙レポート」を紹介。この調査では書籍、雑誌、漫画について約8割の人が「紙で読みたい」と回答。また、スケジュール管理として、約4割の人が手帳と回答していると報告している。
   
 2. 日本印刷産業連合会等関連報告 
事務局山口より、資料に基づき以下の報告があった。
(1)第15回印刷産業環境優良工場表彰実施
(2)印刷物の環境表示セミナー案内
(3)書籍「マイナンバー取扱ハンドブック」販売実績
(4)「印刷用語集」プレスリリース
(5)印刷産業のサービス化とグローバル戦略(案)
(6)平成28年度日印産連主要行事日程
   
 3. 各フォーム印刷工業会からの報告

関東フォーム印刷工業会(林会長報告)
関東フォーム印刷工業会は12月に、先ほど技術委員会のほうから報告がありました、東京機械製作所さん、DIC総合研究所さんの見学会に参加させていただきまして、理事会のメンバーが一緒に見学をさせていただきました。  
インクジェットということですが、やはり東京機械さんは新聞をメインに印刷機を製造されている会社ですので、新聞をベースにしたこれからのインクジェットへの転換設備で、我々BF業者が主としているインクジェットとは、ちょっと方向性が違うのかなという気もしています。ただ、色々な面で、経費をいかにコストダウンして製造するかという面での1ページ当たりの生産コストを、非常に安くやられているというところは、さすがだなと思っております。  
それからDIC総合研究所さんのほうは、さすがに研究所ということで、インキ、その他色々な商品のバックグラウンドの研究開発ということで、研究施設のすごい設備などを見学させていただきましたが、あまりにも色々な研究施設ですので、ちょっと我々素人には、何なのかな、これは、というところがあったのではないかなと思っております。  
美術館のほうは、20年以上前から色々な美術品を集められてきて、なかなか通常は見学できないような色々な美術品を見せていただいて、非常に参考になったかなと思っております。  
夕刻からは、千葉駅前で関東役員の方々を中心とした懇親会を開かせていただきました。

 
北海道フォーム印刷工業会報告(渡辺副会長報告)

西会長は本日欠席のため、代理としてご報告いたします。年末の12月4日に定山渓のグランドホテルにおきまして、毎年恒例ですが、セミナーと懇親会を、一泊二日で忘年会を兼ねて実施しております。20社から30名の参加をいただきました。セミナーでは、キヤノンPPSさんからインクジェットプリンターの海外での活用事例を中心に、1時間ほどご講演をいただき、その後、温泉にゆっくり浸かりまして、2016年への英気をみんなで養ったというところです。  
それから、札幌では今年、非常に雪が少なくて我々は困っていたのですが、今週は非常に大荒れになるという予報で、飛行機が飛ばないのではないかという心配もありましたが、無事昨日、うちの会長も含めて、こちらの会場に入っておりますので、ご報告申し上げます。
 
東北フォーム印刷工業会(西村副会長報告)
大門会長の都合が悪く欠席のため、代理として報告させていただきます。  
昨年の11月23日、忘年会、理事会、親善ゴルフ大会を実施いたしました。東北フォーム印刷工業会の忘年会は、新しい年に望むということで、「望年会」としております。年を忘れるのではなく、来年に向かって大いに懇親を深めてスタートしていきましょうというような意味合いで、「望年会」を開きました。 また、今月の1月26日、新春の講演会、理事会、懇談会を開催する予定です。講師はメディア仙台の村上恵子さんです。仕事には直接は関係ないのですが、「モテ人でいるためにいい加減でいこう」というような内容で、これからの我々の人生にも関わってくるような、そういうお話をしていただけるのではないかと思っています。
今年の3月11日で震災から5年を迎えることになっていますが、宮城、岩手の沿岸部の復興はいまだ遠く、福島はほとんど復興されていないような状況です。東北としては、みんなで頑張って復興に手助けをしていきたいな、というような思いでおります。
 
中部フォーム印刷工業会報告(入野会長報告)
中部では11月17日に研修会を実施しました。富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部の柴田博仁先生をお招きして、「紙の効果を科学する〜紙と電子メディアの認知的比較〜」というタイトルでご講演をいただきました。具体的には、紙と電子メディアの優劣、有用性に対して科学的、客観的、実証的アプローチをもとに、研究成果をわかりやすくご講演いただきました。  
12月4日には理事会と忘年会を開催し、1月は休会で、次は2月に理事会を予定しております。  
名古屋は昨日雪が降り、午前中から積もりましたが、昼には太陽が出て、夜は何ともなかったという状況でした。
 
関西フォーム印刷工業会報告(溝口会長報告)
12月に理事会及び恒例の大阪支部の忘年会を開催しました。この大阪支部の忘年会は、いつも特別会員様もお呼びしています。今回は65名ほどお集まりになって、活発な飲み会をいつも通りされたと記憶しております。  
1月14日に、関西フォーム印刷工業会として例年通り、新年互礼会と新年講演会を開催いたしました。講師として東京大学の教授の西成活裕先生を東京からお呼びいたしまして、「仕事の渋滞学解消の法則」というタイトルで、どうすれば仕事がスムーズにいくか、色々な観点からお話がありました。最後に一つお話しになったことが印象に残りました。それは、「何事も協調的な行動が渋滞の発生をなくする」という言葉があり、まさに、協調性は業界にとって、とても大事ではないかなと思いました。  
講演会のあと例年のように懇親情報交歓会を開催しました。今年も105名の参加で、数年前から大阪及び関西の印刷関連の他の業界団体の方々もお呼びしたり、まだ会員になっておられない会社様にもお声かけして交流を図らせていただきました。  
今、関西の印刷業界で盛り上がっている話としましては、「関西は景気が復活しない」。これではだめだという話で、東京オリンピックは東京に任せておこう。その後のパラリンピックは、知恵を出し合って、関西も入り込める余地は十分あるのではと、様々な印刷業界団体が共に、色々なコラボレーションして頑張っていかなければいけないのではないかと、団結して行動しているのが現状でございます。  
2月は休会ですが、3月以降色々な例会を中心にやっていきたいと思います。また、セミナー等も、企業様の若い方々から、色々なセミナーをやってくださいというご要望が来ておりますので、できるだけそれに沿って、色々やっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 
中四国フォーム印刷工業会報告(太田会長報告)
年間予定表を見ていただきたいのですが、10月13日(木)、14日(金)に持ち回り理事会を広島で開催させていただきますが、当初予定していた宿泊場所が変更になります。宿泊は元宇品というところにあり、マツダの工場の近くで、瀬戸内海に面しているグランドプリンスホテル広島です。ぜひ参加していただきたいと思います。14日は、広島ゴルフ倶楽部西条コースといって、日本女子オープンが約10年前に開催されて、ローラ・デービスが優勝したコースでやりたいと思います。
 
九州フォーム印刷工業会報告(和田会長報告)
あけましておめでとうございます。  
九州は12月に忘年会と理事会を兼ねてやりまして、来月2月に新年会と今年度最後の理事会、懇親会を開催したいと思っています。その中で、セミナーを少し企画しておりまして、セミナーは、講師を呼ぶのではなくて、私が60分くらいお話させていただいて、「継続する行動で目標を達成する」というテーマで、構造科学という原理原則に基づいたセミナーを開催する予定になっています。  
九州の市場は、特に増えているわけではなく、減っているわけでもなく、ただ、日本全体がアジアの観光客のいい影響はあるのですが、なかなか印刷の需要につながる影響が生まれません。そこで、ちょっと視点を変え、印刷でお客さまにアプローチするのではなくて、販売促進の支援という視点で、例えば、商談会、展示会の企画運営を行ったり、切り口を変えて、今、ビジネスにチャレンジしている会員が、弊社を含めて2社ほど九州の中にありますので、その成功事例を九州の会員の中で広げていきたいなと思っています。  
今年1年も楽しくやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 
最後に小谷副会長より閉会挨拶があった。
「小谷副会長挨拶骨子」
冒頭、櫻井会長からありましたが、トッパンフォームズさんが、健康経営銘柄25社に選ばれまして、おめでとうございます。ぜひ、我々も健康経営ができるようにご指導いただければと思っております。よろしくお願いいたします。  
ここ2、3日前ですが、建設業界での談合のニュースが流れていますが、我々フォーム業界では価格ではなくて、技術とか品質、また新規性などで競い合いましょうと常々会長もおっしゃっていますし、我々自身もそれでやっていきたいと思っております。今年もそういう新しいところで、価格ではないところで競い合っていきたい、凌ぎを削りたいと思っております。  
今日は今年度第8回目の理事会でもありますが、創立50周年の記念すべき理事会でもあります。今日のパーティでは、なつかしいお顔、大変お世話になった大先輩が来られるということで楽しみにしておりますが、「まだお前ら、こんなことやっておるのか」と言われないように、どんどんフォーム工連は進歩しているのだということを先輩方にもわかっていただけるように、今年一年やっていきたいと思っておりますので、皆さん方と一緒に頑張っていくことをお願いして、閉会の挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。

次 回 平成27年度第9回理事会
  開催日 平成28年3月10日(木)
  時 間 午後1時30分より
  場 所 日本印刷会館5階501会議室
 
を確認して閉会となった。

 
   
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