北海道フォーム印刷工業会(佐藤会長) 会報に書かれているが、正会員が1社増えて準会員・特別会員を含めて26社で今年の活動をスタートした。年末には毎年行なっている一泊のセミナー兼忘年会を行って会員同士の懇親を深めた。 今年は北海道で持回り理事会を開催するが、新千歳空港から車で約20分の所にある「ニドムリゾート」で行なう。ゴルフ場も近くにあり、北海道の大自然を満喫していただけるように準備させていただくので、多くの方々の参加をお待ちしている。 東北フォーム印刷工業会(佐久間会長) 新年明けましておめでとうございます。お陰さまで2期4年間会長を務めさせていただきましたが、現在次期会長候補を検討中です。東北の場合は理事会に出席される理事の皆さんが、工場の責任者であったり、部門の責任を持たれたりでバラエティーに富んでいる方々です。「会長は各社の役員の方で」との選択から会長候補者は絞られてしまいます。また、東北は区域が広範囲にわたるので、仙台市で開催することが多く、会場の手配も担当することになると、仙台近郊の方に絞られます。このようなことで会長企業の負担が大きい等々の理由で、なかなか候補者を絞ることができていない。そこで、会長企業の負担を軽減して、誰でも会長職を務められるような運営方法に変えていこうと思う。また、ビジネスフォームという言葉が昔の連続帳票とのイメージになり、会員が減る一方なので、「もう少し枠を広げて新しい会員を獲得していこう」との議論もしている。 今年は皆さんの参考になるような東北地区の運営が出来ればと思います。 関東フォーム印刷工業会(瀬戸会長) 世の中少し景気が良くなっているのかと思う。今日もタクシーを使おうと思ったが空車が全然こない。関東の活動は日本フォーム工連としての実働部隊との位置付けになるが、中小の会員企業同士が協業するような動きが若干ではあるが生まれてきている。このような動きが多くなり広がってくれば良いと思っている。永年に渡って関東の会長職を務めさせていただいたが、来期は新しい方に譲りたく思うので、会長推薦委員会を設けて推薦者を決めて行きたい。 中部フォーム印刷工業会(入野会長) 明けましておめでとうございます。今年の中部地区の企業は、アベノミクスの効果で売上高や利益は過去最高を予想されるとの報道がされている。私も数件の賀詞交歓会に出席し挨拶を聞いたが、そこでも同じことが話されていた。中部の会員は愛知県、岐阜県、三重県、静岡県にある企業の方々ですが、自動車を中心とした産業が伸びていると、他の製造業にも影響が出て来ると期待している。しかし、自動車関連や住宅関連が伸びているようだが、まだまだの状況である。中部の会員企業も協力できる所は協力し合って活動し、ともに成長できる一年にしていきたい。 関西フォーム印刷工業会(溝口会長) 先週、関西で新春互例会を開催し、印刷関係の6団体の方々も9名参加をいただき、会員以外の同業者の方々も十数名参加され、関西では会員になっていない特別会員にも来ていただいて、約120名が参加された。パーティーの名称も2年前から懇親情報交換会と改め、親しいだけの集まりではなく、顔も名前も分からない人達と交換する会なのだとの主旨で行っている。今後は、この輪を広げる形で一年間会の運営を進めていきたい。昨年後半から会の運営をそれぞれの会員企業で、一番会合に出難い人達に向けた催しもの、例えば若い人たちだけの会合とかを、色々としていこうと思う。関西も人材が豊富にある訳ではないが、次の会長は必ず私より若い人に譲りたいとの思いもあるので、若い人と交流を持っていきたい。色々とやりたいことがあるので、失敗を恐れずどんどん活発に動いて活性化していきたいと思う。 中国フォーム印刷工業会(太田会長) 中国フォーム工業会も昨年と同様に年5回の行事を予定している。近々の予定では2月6日に女性経営者の池本良子様を招いて、「外見でビジネスが変わる」と題しての講演会と懇親会を開催する。昨年は広島の市民球場の跡地で「お菓子博覧会」を開催して大盛況だった。今年も広島県と愛媛県で海をテーマにした博覧会が2月から8月まで開催されるので、中国地区の活性化のためにもお出掛け下さい。 九州フォーム印刷工業会(和田会長) 皆様明けましておめでとうございます。 昨年の九州の活動は会報に掲載させていただいておりますが、今年は九州でも正会員が一社増えそうな状況です。九州の会員企業でも皆さん融合とか、複合とかを意識され、実行していきましょうとの機運があり、今まであまり積極的でなかった会員の方もこちらを向いて下さり、前向きに進みつつあります。弊社は昨年4月に創業95年目で社名を変えて、業態をどんどん変えていくよとの思いで、見せ方を変えた。この見せ方を変えることで、相手も見方を変えてくれ、取り組み方を変え易くなったりと、まだ8カ月ではあるが、新しい発見や新しい発想が生まれている。以前、年頭所感に「既存の人の集まりでは、その中にドップリと浸かりきってしまい盲目になりがち。そこで"よそ者と若者とバカ者"が活性化の原動力になる」と書いたが、今、弊社でもよそ者と若者とバカ者を意識して、異業種出身の20代から30代の方々を中心に入れている。私自身もこの業界に20年ドップリ浸かっているので、「盲目になっていた」「気付かなくなっていた」ことを入社した彼らによって示された。我々が発想できない発想や見方をしてくれるので、まだまだ、この業界はやれるのだとの思いである。新しいものを作っていって、既存のものを押し出し、結果として変革がなされるように取り組んでいる。これは私ども一社の動きではなく、業界としても新しい取り組みに結び付けていきたい。今年も皆さんと良い取り組みが出来ればと思っている。
最後に小林副会長より閉会挨拶があった。 「小林副会長挨拶骨子」 明けましておめでとうございます。 本日は長い間の会議をありがとうございました。今年もお客さまに新年の挨拶に回っておりますが、話題としてはアベノミクスであったり、消費税の話であったり、東京オリンピックの話であったりしています。私どもの一番の関心事で話題に上がっているのは用紙の値上げであり、お客さまの発注担当の方々や幹部の方も心配されているので説明させていただいている。 今日、話し合ったエコ発注の件も、会員各社で小巻の問題や、在庫を非常に多く持たなくてはならない現実等がある。ここを変えていくには業界団体として取り組み、お客様へのエコロジーに対するアピールにもなるのではと思う。 皆さん全員で協力しながら活動をスタートしていきたく思うので、よろしくお願いいたします。
次回平成25年度第9回理事会は、 開催日 平成26年3月13日(木) 時 間 午後1時30分より 場 所 日本印刷会館2階 201会議室 を確認して閉会となった。