事務局山口より、資料に基づき以下の報告があった。 (1) 「印刷経営の原点:社会と文化」 (財)印刷図書館編纂・刊行案内 (2) 景気対応緊急保証の創設等の中小企業資金繰り対策 (中小企業庁) (3) 労働基準法の一部改正 (厚生労働省)
関東工業会報告(瀬戸会長) 工場見学を相互に行なって各社の設備を有効利用する事を模索している。本年10月には関東主催 の持ち回り理事会を箱根で開催すべく、準備委員会を結成して準備を始めている。定期開催の関 東工業会の理事会も合流させて頂いて、全国の皆様との交流を深めていきたいと。 北海道工業会報告(川口会長) 北海道の中小企業同好会のアンケート結果では北海道経済は大幅悪化。価格競争が激化。経費節減と人材育成を行ない新分野、新規事業を開拓し、経営体質の強化を。 会員の新しい分野への取組みとして、データプリント事業の導入を数社考えている。 東北工業会報告(笹氣会長) 2月23日にオーダーメイドの封筒を作っている武藤ユニパックの工場見学会を会員約20名が 参加して実施。5月14日には東北工業会の総会を山形で開催予定。 中部工業会報告(松尾会長) 会員の維持が難しい状況にある。 トヨタを中心としている中部経済圏では、米国での問題から景気は2〜3ヵ月以降が分からない状況にある。印刷の仕事の量が非常に少ない。 関西工業会報告(中川会長) 関西の紙の出荷量の前年対比を見ていると元に戻った様な数値であるが、一昨年は非常に出荷量が少なかったので、まだまだ回復の状況ではない。 兵庫支部では2月5日に新年会を開催。大阪支部では2月25日に褐文堂から「環境活動に於けるコスト削減」をテーマに勉強会を開催。京滋支部では3月25日に支部会を開催予定。 3月18には関西工業会理事会、5月15日には定期総会を開催予定。 九州工業会(和田会長) 地方の会員は一般印刷を行ない、一部でビジネスフォームを製造している会社が多いので、ビジネスフォームの製造を辞め退会する会員が数社ある。 会員に対して、より具体的なビジネス支援を行なう事を考えていきたい。 最後に小林副会長より閉会挨拶があった。 「小林副会長挨拶骨子」 今日の皆様のお話をお聞きしているとどこも厳しい状況にあります。冒頭秋山会長から素材価格の上昇が考えられるとの話があり、大変な状況にあります。 やはり新しい分野をどの様に切り開いていくか大事なことと思う。工連としては様々なセミナーを開催しているので、積極的に参加をして新しいビジネスモデルを追い求めて行く事を心掛けて欲しい。 次回開催日 平成22年度第1回理事会 開催日 平成22年4月8日(木) 時 間 午後1時30分 〜 場 所 日本印刷会館2階201会議室 を確認して閉会となった。