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日本フォーム印刷工業連合会 平成21年度 第7回理事会議事要録
平成21年11月12日(木)午後1時30分〜3時00分
日本印刷会館 5階501会議室
出席者(20名)
秋山会長 小林副会長 小谷副会長 瀬戸副会長 小谷(正)常任理事 瀬戸(政)常任理事 
中村常任理事 福田常任理事 笹氣常任理事 松尾常任理事 中川常任理事 和田常任理事 
佐々木常任理事 福武理事 石坂理事 坊野理事 清水理事 西川監事 吉澤監事
山口(専務理事事務局)
議 題 (1)「印刷工業会(JAP)」について 
(印刷工業会堀口専務理事)
(2)委員会報告
(3)日本印刷産業連合会等関連報告
(4)各フォーム印刷工業会からの報告

 

議 事 秋山会長の開会挨拶があり議事に入った。
秋山会長挨拶骨子
政府の景気対策により、一部持ち直しの動きが見られ、上半期の決算発表で一部に好調な企業も出てきているようですが、依然として、雇用環境の厳しさや個人消費の伸び悩みなど、我々を取り巻く環境は厳しい状況で推移している。一方、鳩山政権での政治主導による意思決定の手法が定着せず、試行錯誤が続いています。
このようななかで、我々は自助努力はもとより、業界の協調と社会的意義も問われています。その意味でも、今後、日本印刷産業連合会に所属している10団体の活動内容や動向について、この理事会でお話頂くことになりました。本日は大手印刷会社が所属しており、商印、出版、包装、パッケージまで手掛けております印刷工業会にお願いしております。
 
 1. 「印刷工業会」について 堀口専務理事
団体の概要について紹介として、工業会の設立は昭和27年、現在の会長は共同印刷鰍フ山口会長。現在の会員は99社であるが会員数が一番多かったのは1992年で124社であった。
本年はじめは会員数102社でスタートしたが、倒産 譲渡 業態変革 業績不振を理由に4社が退会され、100社を切ったのは結成依頼初めての事。 11部会で活動を実施しているが、特にユーザー(教科書協会・雑誌協会等)に対して、部会として様々な提言や説明会を実施している。
会員台帳集計統括表 平成8年以来2年毎に実施し、ほぼ100%の回答を得ている。  
堀口専務理事
  従業員100名以上の会員企業が約80%を占め、会員企業の年間売上高の総計は約5兆円で国内の印刷産業の総売上高は約7兆円であるので約70%が印刷工業会会員の売上です。
この統計では売上は伸ばしているが利益は減少しているとの結果ですが、来年実施する集計では惨憺たる状況になることが予想される。
   
 2. 委員会報告
  (1) 資材委員会
11月度用紙事情説明についての報告があった。
用紙については生産高及び国内出荷高が減少し在庫も増加している。紙・板紙は12ヶ月連続前年割れが続いている。景気指標からは折込DMの売上が18.7%減と落ち込んでいる。
ダンボールの動向を見たいので、今月からダンボール原紙についての情報を追加する。 オフセットインキの状況は前年同月比91.5%になっている。
(2) 国際委員会

PSDAレポート10月号の概要報告があった。      
合同セミナー開催について報告があった。セミナーは4部構成で行なわれ、ラベルエキスポを中心とした欧州企業訪問、PRINT09視察報告、JGAS09視察報告、パネルディカッション、を計画中。
(3) 業務委員会   

10月度月次計算についての報告と、8月27日に椿山荘で開催致しました業務委員会主催の第3回講演会の講演録がフォーム工連のホームページに掲載、また 来週11月19日に開催されます中部工業会主催のセミナーについても開催のご案内をホームページに掲載したことを報告。
(4) 市場委員会

事務局の山口から、現在発刊の準備を進めております市場調査報告書の冒頭部分を報告。
今回アンケートにご協力頂きました社数は78社で、事業全体の売上推移、経常利益推移、商品別売上高の推移、などが報告される。また プラス要因、マイナス要因についても分析を行なった。発刊は12月中旬を予定しております。
(5) 技術委員会 






日本印刷産業機械工業会のフォーム印刷機部会との第2回連絡会の内容を報告。
フォーム印刷機についてのメンテナンス状況についてアンケート調査を実施し、27社から回答。今後両者で今回の結果に基づき、生産設備の「あるべき姿」を求め、分析と協議を行なう予定。フォーム印刷機部会と共同で、適正なメンテナンスサイクルの提案や、更にメンテナンスの方法などを、来年2月頃開催予定のセミナーで報告する予定。     
JIS規格は5年毎の見直しを行なっており、平成17年に行なった見直しでは確認事項とな っております。今回JIS規格について技術委員会で確認した結果、一部寸法表示に誤りがあり、規格寸法範囲も非常に狭い事から、JIS規格改定の提案を日印産連に提出した。
(6) 環境委員会  

環境委員会ではグリーンプリンティング工場認定申請の促進を支援する働きを行なっており、取得促進のために、グリーンプリンティング工場認定を受けた会員各位に対して添付のヒアリング調査を実施中。
(7) 公正取引推進委員会 

「独占禁止法」の概要と違反の防止についてと題して、関東工業会の役員研修を12月11日に理事会と併せて実施する。
   
 3. 日本印刷産業連合会等関連報告
 

   事務局山口より、資料に基づき以下の報告があった。
(1)「2010年新年交歓会」実施について―別紙案内・申込書―
(2)FAGAT(アジア印刷技術情報フォーラム)参画ついて 
(3)「印刷業界における下請適正取引ガイドライン作成事業」
(4)下請取引適正化推進月間の実施について(中小企業庁・公正取引委員会)
(5)「業種の特性に応じた仕事と生活の調和推進プラン事業」
(6)印刷業における地球温暖化対策の取り組み(経産省提出資料)
(7)「ブックリボン“本はこころを結ぶ”」への協力依頼(出版文化産業振興財団)

 
 4. 各工業会報告
 

関東工業会報告(瀬戸会長)
関東は南支部を牽引役として支部活動の活性化を図っている。来年の持ち回り理事会は関東工業会が当番にあたっており、現在箱根での開催を計画している。
東北工業会報告(笹氣会長)
東北では会員のコミュニケーションを図るための施策を行なっているが、年末の12月20日に懇親会を兼ねて理事会を開催する。 中部工業会報告(松尾会長) 今月19日に潟iビットの福井社長から講演を頂く予定。中々景気も上向く状況ではないが、工業会として講演会などを開催してコミュニケーションと情報提供に努めたい。
関西工業会報告(中川会長)
約80名の会員が参加された環境セミナーを実施。このセミナー発表では、ロール原紙数量にあった数量受注の促進についての提案があり、団体としてユーザーに提案して欲しいとの要望があった。

 
理事会閉会の前に、12月の総会で会長職に就任される鰹ャ林クリエイトの小林社長からご挨拶があった。
最後に小谷副会長より閉会挨拶があった。
「小谷副会長挨拶骨子」
本日も第7回の理事会にお集まり頂きましてありがとう御座います。会議の冒頭 印刷工業会の堀口専務理事からお話を頂き、規模も事業内容も少し異なりますが、同じような課題や問題があることが判り参考になりました。JIS規格の話がありましたが、昭和40年頃このJIS規格を作ることがフォーム工連の誕生につながったと聞いており、大事に致したいと思います。   
次回開催は新年になりますが、迎える平成22年が我々にとって良い年であることを期待して、閉会の挨拶をします。
 
  次回第8回理事会(平成22年新春特別企画セミナー)開催予定
開催日 平成22年 1月28日(木曜日)
時 間 午後3時30分
場 所 目白椿山荘 プラザ棟4階 ネプチューン
 
を確認して閉会となった。

   
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